選抜高校野球の大会本部は7日、東日本大震災で被災し、21世紀枠として出場する宮城・石巻工が震災から1年となる11日に大阪入りし、甲子園球場を訪れて発生時刻の午後2時46分に黙とうすると発表した。
当日は阪神‐巨人のオープン戦が甲子園で行われるため、同球場外周の野球塔前で黙とうする。
また、7日に開かれた大会の運営委員会で、昨年の選抜大会で甲子園球場の正面に掲示され、
その後石巻市に預けられていた「がんばろう!日本」の横断幕を、同市民がメッセージを書き込んだうえで再び球場敷地内に掲示するほか、
25日に同市の少年野球チームの選手約50人を観戦招待するなど震災復興支援の取り組みが正式に決まった。