4番・サードでお披露目! 横浜(現DeNA)からフリーエージェント(FA)移籍した村田修一内野手(31)が、本拠地東京ドームでの今季初戦、3日の西武とのオープン戦に「4番・三塁」で先発出場することが2日、決まった。
この日、東京ドームで全体練習を見守った原辰徳監督(53)が明言。
看板直撃弾を予告した“男・村田”が本拠地のG党に存在感を見せつける。
そのコールが響いた瞬間、東京ドームがわくはずだ。
FA移籍した今季の目玉、村田が3日の西武戦で華々しく「4番・サード」でデビューする。
「これまでの成績を見ればこのような感じのオーダーでしょう。村田の4番? (阿部)慎之助が良くないというわけではなく、ボウカーを3番で使うとね」
本拠地初戦を前に、原監督が「あすの打順は…」と1番・長野から名前を並べていった。
その4番目に挙がったのが、村田だった。
原構想の基本線は4番・阿部、5番・村田。だが新外国人のボウカー(前フィリーズ)の状態が良いため、オープン戦中盤まではいろいろと試し、ベストオーダーを探る考えだ。
オフに球団を挙げて迎え入れた村田に、気持ちよく本拠地デビュー戦を迎えてもらおうという原監督の配慮も加わり、「4番・サード」でのお披露目が実現した。
「お客さんも入ると思うのでいいところを見せたい。オープン戦とはいえ、結果を出してファンを納得させたいです」
村田も意気に感じた様子。「長打を狙える状況で、打てればいいですね」と、右翼席上部にある長嶋茂雄終身名誉監督がほほ笑む「セコム」の看板直撃弾も目論んだ。
先発予定の杉内とともに、今季最初の東京ドームを大いに盛り上げる。