米大リーグ・レンジャーズは27日、ダルビッシュのオープン戦初登板が来月7日のパドレス戦となったことを明らかにした。
ダルビッシュは春季キャンプで3度目になるフリー打撃登板などで合わせて51球を投げた。
チームとして3試合目のオープン戦がダルビッシュの初登板となる。
登板順を発表した後のワシントン監督の説明では、あくまでもオープン戦での登板順といい、開幕後の先発ローテーション順にはならないという。
この日、ダルビッシュはブルペンで捕手を座らせて18球。
続いてマイナーの打者5人を相手にした打撃練習では、キレのある変化球と力のある速球を33球投じ、ヒット性の当たりはなかった。
練習後、4日ぶりに取材に応じたダルビッシュは「指の感覚や体の動きがよくなった」と好感触を口にして、「何%ぐらいの力か」との問いに「120%ぐらい」と冗談めかして答えた。
投球練習を見たワシントン監督も「質が高かった。真っすぐは走り、変化球はよく曲がった」と納得した様子。
また、日本ハム時代の監督だった梨田昌孝氏も練習を視察。
梨田氏は「彼はどこのユニホームを着ても似合う。この日は今までで一番の出来。まったく心配することはない」と感心していた。