兵庫県の西宮市は25日、阪神・淡路大震災が起きた1995年の選抜高校野球大会と選手権、96年選抜に出場した同県のチームに甲子園球場で記念品を贈呈した。
60年から毎年、出場校に記念品を贈っているが、被災のため3大会は見送られた。
報徳学園、神港学園、尼崎北、姫路工、滝川二の監督と選手53人が出席(95年選抜の育英は欠席)。神港学園OBの履正社・松平一彦部長(34)は「選抜出場へ向け忙しい毎日だが、17年ぶりに会った仲間もおり懐かしい」と再会を楽しんだ。
記念品はほかの都道府県出場校にも郵送される。