社会人野球などを統括する日本野球連盟は14日、東京都内で定時理事会・評議員会を開き、東日本大震災野球復興支援対策事業基金の設置などを決めた。
基金は昨年の第82回都市対抗大会の収入から500万円をあてる。
12年度にこれを取り崩し、被災地支援を目的とした事業を実施する。
8月に加盟チームによるチャリティー試合と子どもを対象にした野球教室を計画している。
このほか、同連盟規則・審判委員会からは、試合のさらなる迅速化に向けて、
公認規則や同連盟内規にある12秒・20秒ルールの徹底が報告された。
投手は返球を受けてから無走者の場合は12秒以内、走者がいる場合は20秒以内に投球しなければ、ボールを宣告されるなどペナルティーを受ける。
これまで控え審判などが時間を計っていたが、主要大会では二塁塁審がストップウオッチで計り、厳格に運用することとした。