巨人・村田修一内野手(31)が13日、原監督から初めて打撃指導を受けた。
タイミングの取り方について助言され「僕も感じていたこと。(原監督と)同じ方向を向いていると確認できた」と充実の汗をぬぐった。
これも大きな期待の表れだ。紅白戦が雨天中止となり、室内練習場で行われたフリー打撃。
4カ所のうちの1カ所に原監督、村田打撃コーチ、江藤打撃コーチが集結した。視線の先にいたのは新加入の村田だった。
今キャンプ、村田はスイングの始動が遅れる原因を模索していた。
これまで黙って見守ってきた原監督だったが「早めにあごを左肩に乗せるイメージはどうか」と初めてアドバイス。
大先輩からの直接指導に村田は何度もうなずき、スイングを修正した。
実戦デビューとなった12日の紅白戦では3打数無安打。
まだ試運転の段階だが、原監督の助言で迷いも吹っ切れた様子だ。
「もともとタイミングを取るのが遅い。実戦を重ねれば、少しずつ合っていくと思う」
開幕に照準を合わせ、本来のスイングを取り戻す。