「練習試合、日本ハム2‐4広島」(11日、名護市営)
日本ハムの斎藤佑樹投手(23)が、今季初の実戦となる練習試合・広島戦に先発。
同じ88年生まれの会沢に、バックスクリーン右に135メートルの場外弾を浴び、2回1安打1失点の結果だった。
二回1死走者なし。初球の甘く入った直球を完ぺきにとらえられた。
打球は球場の外の防球ネットを直撃。
「全体的に自分の中では良かったと思いますが、場外(本塁打)っていうのはないな」と悔いた。
栗山監督も「期待している分だけ、思い切り反省してもらいたい。厳しい言い方ですけど『ユウキ、それはだめだよ』と」。
開幕投手候補の不用意な被弾に苦言を呈した。
収穫もあった。得意とするスライダー、さらに今年解禁したチェンジアップを試投。
シーズンを意識しての真っすぐとのコンビネーションで、他の打者には満足なスイングをさせなかった。
中日の佐藤スコアラーは「コントロール、球の切れは良かった。去年より、投球のバランスは良くなっている」と印象を語った。
次回は16日のDeNAとの練習試合(名護)に登板予定。斎藤は「次はミスがないようにしたい」と力を込めた。