タレントの猫ひろしが、自己ベストを7分以上も更新する2時間30分26秒を出した。
カンボジア国籍を取得し、同国代表としてロンドン五輪出場を目指している異色のランナーは「ロンドンが見えてきたと思う」と満足そうだった。
1月中旬までの3カ月半、カンボジアで毎月1000キロ走る練習を重ねた。
そのかいあって、足を高く跳ね上げる軽やかなフォームで快走。
同じクラブ所属で30キロまでペースメーカーを務めた吉田香織のアシストも「好タイム」につながった。
沿道から大きな声援を受け「応えようと思った。気持ち良く走れた」
五輪前のマラソン挑戦はこれが最後の予定。
マラソンの有力選手に乏しいカンボジア五輪委員会が代表に選んでくれるか―。
「後は待つだけです」と朗報を期待している。