オリックス春季キャンプ(2日、宮古島)オリックスの宮古島キャンプに、早くも昨季日本一のソフトバンク・佐藤スコアラーが姿を見せた。
例年、スコアラー陣が各地のキャンプを巡るのは、実戦形式の練習が導入される第2~3クールから。
ソフトバンクが、異例の早期マークに乗り出した背景には、韓国で2度の三冠王の李大浩、西武で昨季27ホールドのミンチェを獲得するなど戦力アップしたオリックスを「今季の最重点マークのチーム」とする球団方針がある。
佐藤スコアラーは8日まで宮古島に滞在し、18日から沖縄で予定されている練習試合も視察予定。
昨季の日本一球団から、早々と“V候補筆頭”に指名された岡田監督だが、練習試合には「日本の投手を見させなアカンしな」と李大浩も出場させる方針を示すなど、光る“敵の目”にもどこ吹く風。
その余裕ぶりも、相手にとっては脅威だろう。