昨年12月末から年明けにかけて全国各地でインフルエンザ患者の報告数が増え始め、国立感染症研究所によると1月16~22日の1週間で患者数は前週比でおよそ3倍の約111万人に急増。大きな流行になる可能性もあり、厚生労働省は全国の自治体に注意を促している。
日本ハムの本拠地・札幌市内でも今月に入って学級閉鎖が相次ぎ、道内の各自治体が手洗い、うがいを奨励している。
同研究所の感染症情報センターによると、12月中旬から今月中旬にかけて最も多いインフルエンザウイルスの検出はAH3亜型(A香港型)で、次にB型。また総患者数の40%以上が10歳未満となっている。