日本野球機構は23日、若手のプロ野球選手を対象にした「セカンドキャリアに関する意識調査」のアンケート結果を発表した。
引退後の生活に不安を感じている選手は回答者の72%(前年74%)と前年に比べ減少したものの、依然として7割以上の選手が不安を抱えていることが分かった。
アンケートは昨年10月のフェニックスリーグに参加した若手(回答平均年齢23・7歳)約220人を対象に実施し、引退後に望む仕事は高校野球指導者(28・4%)が最多。
貯蓄については64・3%の選手が「ある」と答えたが、約25%の選手が「(あるかないか)分からない」と回答した。