巨人・小笠原道大内野手(38)が20日、宮崎市で自主トレを公開した。
7時間を超える練習の中では、低反発マットの上で“裸足”で打撃練習するなど、新たなトレーニングを導入して肉体改造。
巨人移籍後最低の成績に終わった昨季からの巻き返しを誓った。
見慣れない光景だった。7時間を超える練習の終盤、赤いマットが登場した。すると小笠原がシューズを脱いで裸足になるではないか。
そして、マットの上でバットを振り始めた。
「地面にしっかり足を着いて(バットを)振るようにするため。この上だと知らずに全身を使うんです。すべてを見なして、基礎からやっていく」
今年で39歳。アラフォーの肉体はインナーマッスル強化で呼び覚ます。
初めて導入したマットは低反発素材でできている。バランスがとりにくいため、この上で運動すると普段は使われない筋肉が鍛えられる。裸足でスイングした後は、ソックスだけ履いて、さらに打撃練習を続行。
しめて52スイング。トス打撃も合わせて300スイング以上振り込んだ。
「まだまだ打撃練習の前段階」と言いながら、2月1日のキャンプインに合わせ、例年より早めに体を仕上げている。