ソフトボール部出身の日本ハム・ドラフト７位・大嶋匠捕手（２１）＝早大＝が１０日、千葉・鎌ケ谷の室内練習場で自主練習を行った。
打撃練習では、大リーグ・マリナーズなどで活躍したケン・グリフィー・ジュニアを意識したという力強いスイングで時折、快音を響かせた。
遠くに飛ばしたい一心で、研究を重ねた。メジャーで４度本塁打王に輝いた大打者のフォームを映像で入念にチェック。この日のマシン打撃では「下から振り上げるようなスイング」を繰り返し実践した。
「ピタッと、はまった時はいい打球が出ていた」と手応えを口にする一方で「まだミートしたつもりでもゴロになったりする。キャンプまでにフォームを固めたい」と“グリフィー打法”習得に懸命だった。