巨人・沢村拓一投手(23)が5日、規格外のパワーを求め、1日8食の過酷な“食事トレ”に励んでいることを明かした。
内海らと米国グアムで自主トレを行うため、成田空港を出発し「練習の合間でもおにぎりやうどんを2時間おきに食べて、いつも満腹になるようにします」と話した。
ここ一番での球速アップやスタミナ強化を狙い、今オフは体重増加をテーマに掲げてきた。
昨シーズン終了から、体重はすでに6キロ増の96キロ。だが、沢村は「もう1、2キロは増やしたい」と満足していない。
一日の睡眠を8時間とした場合、2時間おきの食事は単純計算で8回にも及ぶ。
内海、東野らと行う練習は運動量が豊富で、体重増加は至難の業だが「肉も一食で500グラムから600グラム。飯やサプリメントも食べるというより、詰め込んで」と、何としても目標を達成するつもりだ。
現地では遠投も解禁するが、新球の習得は考えていない。
「グアムでもウエート(トレーニング)ができるので、しっかり脂肪を燃焼させて体づくりをしたい」と沢村。
肉体に磨きをかけ、2年目の進化へつなげる。