ミズノは9日、小学生とプロ野球選手が協力して開発したジュニア向けの野球用品が完成したと発表した。
バットとグラブ、スパイク、ウエアなどを来年5月から発売する。
開発に参加した阪神の新井貴浩は大阪市で記者会見し「成長期の子どもも使いやすくした。多くの子どもに野球を楽しんでほしい」と話した。
中日の山崎武司ら5人も開発に協力。
小学生ら約20人と商品の重さや形、大きさについて意見交換した。
選手自身の用具へのこだわりも反映させ、約半年かけて商品化した。
バットは手が小さい子どもでも握りやすく、グラブは握力が弱くてもボールがこぼれにくい構造で、ジュニア選手に配慮した用具になっている。