同日、就任会見を行った高田繁ゼネラルマネジャー(GM)は交渉決裂の理由について、チーム編成の進め方にあたって「信頼関係を築けなかった」ことを明らかにした。
横浜を買収したDeNAは、先月下旬までに初代監督候補を工藤氏に一本化。
今月1日にオーナー会議で球団譲渡が承認されたことを受け、正式に監督就任を要請し、工藤氏本人も「ありがたいことです」などと前向きな姿勢を示していた。
しかし最終的に合意に至らず、5日、工藤氏本人に交渉打ち切りを伝えた。
高田GMは「(工藤氏に)新球団ではGM中心にチーム編成を行うと伝えていた。(監督がコーチ人事や選手補強などのチーム編成にかかわるウエートが大きい)従来の球団のやり方とは違うと言ってきたはずだったが、(考え方が)ズレてきた」と経緯を説明した。
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