プロ野球ソフトバンクの川崎宗則内野手(30)が1日、海外フリーエージェント(FA)権を行使し、
米大リーグのマリナーズ入りを目指すことを表明した。
福岡市のヤフードーム内で会見し、「(尊敬する)イチロー選手と同じチームだけを希望しています」と話した。
大リーグへの憧れは2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場してから抱いたという。
マリナーズとの契約はマイナー契約でも受け入れ、ポジションにもこだわらない意向を示した。
他の球団からオファーが来た場合については「行きますとは言わない」と断ることを明らかにした。
マリナーズへの入団が決まらなかった場合に関しては「日本ではホークスでプレーすることしか考えていない」と語った。
ソフトバンク側もFA残留は認める姿勢を示した。
川崎は鹿児島工高からドラフト4位で2000年に入団。
04年には盗塁王と最多安打を獲得。
俊足好打の遊撃手としてチームを引っ張り、今季は8年ぶりの日本一に貢献した。