中日の落合監督は「負けたのは確かに悔しいけど、悔いはない」。最後の采配は黒星に終わったが、さばさばした表情を見せた。
シーズン途中で解任が通告され、そこから踏ん張っての日本シリーズ出場。「こういう状況の中、ここに連れてきてくれたことに感謝したい」と、花道を飾ってくれた選手らの労をねぎらった。
常に優勝争いをしたチームに対する落合監督の満足感は大きい。「選手たちは、今までやってきたことを継続してくれればいい。自分の野球人生だし、その教育はしてきたつもり」と、自身のリーダーシップへの自信は変わらない。
今後については「公表しないといけないのかな」とはぐらかした。「これからは外から楽しみに見させてもらう。いい8年間だった」。重荷を降ろしたかのような、和らいだ笑みが浮かんだ。
落合監督!お疲れ様でした!
また戻って来て下さい!