ソフトバンク小久保裕紀内野手(40)が日本シリーズ史上最年長MVPに挑む。
前日17日まで2試合連続で決勝打を放っている。10月8日に40歳となったばかりで、40代での2度のV打は初のこと。
日本一となれば、秋山監督が37歳で日本シリーズMVPとなった年長記録を塗り替える可能性がある。
18日はフリー打撃やダッシュなどに汗を流し、体調を整えた。ベテランは大一番を目前にしても、動じるところはない。
「今日はゆっくり寝るよ。まあ、経験もあるからな。(第4戦、第5戦と2戦連続初回に先制打)そのまま行きます。でも、これは1人でやったことじゃない。みんなで取った得点」
前夜も3ボールの場面で「打っていい」というサインが出つつ「自分がヒーローになりたいという欲を消せた」と球を見極めた。精神的にもしっかりコントロールできている。
4番復帰後、3連勝を運んできた主将のバットに注目だ。