人体へカルシウムを吸収するためには、
ある栄養素が必要になります。
それは「ビタミンD」です。
まず、食物として植物(干し椎茸など)や動物(魚の肝臓など)に
含まれる「プロビタミンD」を摂取します。
その後、体内で紫外線の照射を受けて肝臓や腎臓で水酸化されます。
最終的にプロビタミンDが「活性型ビタミンD」と進化します。
この活性型ビタミンDが重要です。
カルシウムやリンを吸収するには不可欠なものです。
しかし、ここで注目すべきなのは紫外線の存在です。
プロビタミンDはいくら摂取しても紫外線に当たらないと活性型にはなりません。
つまり、カルシウムが吸収されません。
紫外線の照射ということは、太陽の下に出るということです。
家の中でこもってないで太陽の力をしっかり体で受けないといけないのです!
最近の子どもが小柄になっているのは、
この要素が一つあると言えるかもしれません。
VIPS栄養担当 OG