山添善継マーケティングオタクです。 


20代の頃

いわゆる【営業】というものにハマってました。


土木2級

測量士補

土地家屋調査士

不動産鑑定士

宅建

行政書士

といろいろ資格を取ろうと勉強しましたが


【営業】


という勉強が『1番お金を稼げる』可能性を感じました。勉強すればするほど、試してみたくて仕方なくなります。


ただ実績して学べば学ぶほど

違和感が出て来ました。


【営業】と言っても幅広く

自分の場合は

不動産の営業のために勉強しました。


相手に興味を持たせて

相手に不快に感じさせず

NOと言えないクロージング


2時間という会話の中で

今日はありがとうございました

と言って別れます。


不動産の営業にしても

仲良くなり

『不動産は不要』と思わせない選択に持っていき


最終的には

不動産の社長との打ち合わせの日程まで決めて、笑顔で解散します。


でも日程の前日に

『やっぱりやめます』


と連絡が来るわけです。


そんな親しくないのに

会って会話をする。

そこで不動産に興味を持たせて

不動産購入の流れに持っていく。


それは確かに勝負では勝ってるかもしれませんが、ただ言いくるめてるだけです。


【営業】とは

ただ言葉をうまく使い、相手を信用させてNOという選択を選ばせない


そういう教材ばかりでした。


結局その時は仲良くなって言葉で言いくるめても『時間』が経つことによって心に『変化』が起こります。


時間が経つと必ず変化する


ここがたどり着いた答えでした。


買いますか?

どうされますか?

やめますか?


これは本来ならダメなセールスです。


あなたには売りたくない

あなたはやめた方がいい


こんなセールスは問題外なわけです。


でも『変化』ということを加えることで

それが逆に『ブランド』になります。


営業を勉強しすぎると一回転します。


上手く話すこと

心を開かせること


これが薄っぺらいものに見えてくるわけです。


むしろ『言葉』すらいらなくなる

『時間と信用』

こそたどり着いた営業でした。