広島・岡山両県を走るJR芸備線について、広島市広島県内の三次市安芸高田市とともに、街づくりなどをテーマに広く議論する任意協議会を新年度に立ち上げる。広島市によると、国やJR西日本も参加する予定という。

 

 

3月6日の一般質問の際、山本数博議員がこの問題について長々と理解不能な質疑を繰り返していた事を思い出す!

地域住民(高齢者)にとって廃止になると困るという気持ちも察するところではあるが、今後利用客増加を見込めない路線の赤字をいつまでも続けられないというのがJR西日本側として当然の主張であろう!

 

国鉄時代は今より人口も多く、モータリゼーション自体も今ほどでは無かった!

通勤通学をはじめとする移動手段として鉄道は欠かせない存在であったと思う!

しかし、37年の月日を隔て、交通システムは大きく変わってきた!(37年前国鉄は民営化)

当時は高速道路も発展途中であり、高速バスの利用者は無かったと思う!

 

 

ではこの件はどう話し合われるのだろうか?予想される結論はこうだろう!

 

 

国の補助制度を使い、関係する自治体(広島市、安芸高田市、 三次市)出資し第三セクターでの運行をする!

 

当然だが、民間営利企業が赤字を補填する理由はどこにも無い!

関係のないJR西日本の株主達からしたらとんでもない話で、1日も早く廃線にして赤字垂れ流しをやめて欲しい限りだろう!

 

先日、岡山県真庭市は2月14日発表した2024年度予算案に、JR西日本株式取得にあてる費用1億円を盛り込んだ。

同市を通るJR姫新線は利用が低迷し、市は「市民のマイレール」として維持への取り組みを強めている。資本参加して責任を持つことを示し、存続や利便性向上を訴える。

これに関しては言っている意味は分かるがたった1億の株式購入で物言う株主などという発言力があるのだろうか?

2023年3月時点でのJR西日本の時価総額は1兆5311億円である!

これを見たら岡山県真庭市が掲げる赤字路線存続作戦は無意味な気がするのと主張すれば更に多くの株を所有する方面から潰されるかのせいすらあるのでは無いだろうか?

 

少し脱線したがこの状態は更に深刻化するだろうが、何事も受益者負担が基本でそれが成り立たないのであれば廃止は仕方ないだろう!

 

簡単な話、存続させたいのであれば芸備線を沿線住民は元より様々な方法で黒字化するという簡単な話だと思う!

そのような事もせず、「バカの一つ覚えの如く」要望、陳情を繰り返す関係者は「愚の骨頂」でしか無い!

代替案もなく、自分たちの主張だけを行う「烏合の衆」