電子ブロック編、最後は…
2011年の冬に「大人の科学」マガジンの付録として発売された、「電子ブロックmini」です。
EXシリーズを踏襲するデザイン、25個のブロック+筐体にICアンプとバーアンテナという構成ですが、50回路を作ることができて、元のEXシリーズに負けず劣らずの出来栄え。
スゴいなぁと思ったのは、
EXシリーズではバーアンテナ+バリコン(可変コンデンサ)の組み合わせでラジオのチューニングをさせていたところ、バリコンのスペースを無くしてバーアンテナの芯、フェライトコアをスライドさせることでチューニングさせる構造にしたところ。(๑>◡<๑)
ムックとセットにしたこの構成で、発売時の価格、税抜¥3800というのはかなりの破格で、企画の方々の意気込みというか、思い入れを感じます。
また、「よく考えてくれてるなぁ〜」と思うのは、各ブロックの上の部品と接続を表示するプリント。
EX-150復刻版は銀色、拡張キット光実験60は金色、そしてこのminiは白色と、間違わないように色分けされているんです。3つとも揃えるであろう私みたいな者の習性を読み切った、「大人『買い』の科学」!
さて、そもそもなぜ急に思い出して、10年以上前のモノを引っ張り出してまで子供時代に思いを馳せたのか…
元のEXシリーズを購入した小学校4年生の頃、私達家族は陸上自衛隊仙台駐屯地の官舎に住んでいました。-その2-で書きましたが、父は専門家だったので私が電子ブロックで組んだラジオのためにアンテナとアースを用意してくれたのでした。
また、官舎の北1kmくらいのところにNHK仙台放送局のラジオ第一、第二放送を送信しているAMアンテナがあったため電波強度がとても強くて、ダイオード検波ラジオ(トランジスタによる増幅などの一切無い、アンテナで集めた電波から音声信号を取り出すだけのラジオ)でもイヤホンで十分放送が聴こえたのでした。
今の勤務地に移って来て、例のごとく周辺を走り回っていたところ…
同じように1kmくらいのところに、福岡放送局の送信アンテナがあるじゃありませんか!
…これくらい近かったら、仙台の時みたいにゲルマニウムラジオでも聴こえるんじゃないか…
やってみよう!!
ということで… (^^;;
電源延長コードにアンテナ用エナメル線を巻き付け…
コンセント横のアースにも線を取り付けてアースを取り…
どうかな…?
ちゃんと聴こえました!!!
まぁ…難点は、NHKの2局の電波がとてつもなく強いために、他の民放ラジオは埋もれちゃって聴こえない、というところですかね…(^^;;
電源を繋いだ増幅回路も無く、バーアンテナ、ダイオード、コンデンサ、抵抗を各1個ずつにイヤホンを繋ぐだけでラジオが聴ける…
こういうワクワクを、最近の子供達にも味わってほしいなぁ〜…って、無理でしょうかね。
なにせ、こういうのが数万個(数十万個?)分集積された小さなチップが搭載されたスマホをみんな使ってますからね…



