昨日はCTの結果説明でした。


結論から言うと最悪。

肝臓の転移がんは、2.5センチから4.5センチへ増悪。

更に新たな2.5センチの転移が肝臓に。今までのアブゲムは耐性がついてしまったとのことで、抗癌剤は変更。


オニバイトでは、腫瘍の大きさを維持することはできても、小さくすることはできないとのことで、フォルフィリノックスを選択することになりそうです。


今までの抗癌剤、S1がビストル、アブゲムが迫撃砲だとすると、フォルフィリノックスは弾道ミサイル級の副作用だと聞いているため、アブゲムの手足の痺れ、味覚障害に悩まされている身としては、体力的にもこれ以上の副作用に耐えられないかもしれません。そうなると、使える抗癌剤で効果のある薬はないため、後は体力次第の余命となりそうです。


体力はかなり落ちているため、短ければ3ヶ月くらいかもしれないですね。


抗癌剤変更のため、26日曜に入院して、翌月曜に右鎖骨下に点滴用のポート造設手術。火曜から抗癌剤開始。


抗癌剤は吐き気止めから始まり、オキサリプラチン120分、レボホリナート120分、イリノテカン90分、そしてその後フルオロウラシルを48時間かけて点滴していきます。初回は、入院して副作用を確認しながらですが、2回目以後は初日は通院で開始し、フルオロウラシルは持ち帰って自宅で最後までおこない、自分で抜針します。


副作用は吐き気、便秘、下痢、手足痺れなどですが、冷たい飲み物で口の中がピリピリしたりすることもあるようです。


いずれにしても、年末からアブゲムの耐性を延ばそうとしてやってきたことは全て無駄になりました。本当にがっかりしましたし、残念です。


こんなことになるなら、肝臓の転移が1.5センチになったときに、陽子線をやっておいたら良かったと思ってます。主治医は、抗癌剤をしない間に播種が大きくなる、保険適用外だからと反対しましたが、肝臓転移がなければ、更に別の手も打てたかもしれません。がんセンターの治療は標準治療なので、良くなるためには運がなければいけないし、そうでなければ治療法が尽きるのを待つだけ、つまり死を待つだけです。

今となっては遅いですが、もっと自己主張するべきでした。


そして、いよいよ最後の時が見えてきたようです。