結局シナリオどおりに「あとはご自由に」なんて言えずに4人で長く歩き駅に着いてしまった。


「また会えるから今日はこれで充分やで。」という元旦那。


駅に少し広場があったので


「せっかくやし写真撮りーよ。」と言うと3人は肩を寄せ合って撮り出した。私が「撮ろうか?」というと元旦那は真ん中に立って両手で二人の肩に手を回してむちゃくちゃ引き寄せて、嬉しそうにポーズをとっていた。


調子ええやろ笑。

都合ええよな笑。そら、そうや。


でも、胸は痛いに決まってる。


目の前にいる人は闘ってきた人。何年も無視されていた人。他に家庭を作っていた人。家族の涙も見えなかった人。でも、それでも優しくいれたのは、やっぱり胸を張れるほど頑張ってきたから。娘もきっとそう。


憎しみなんか思い出したら山ほどあるわ。

ただ引き出しにしまえただけ。


娘は自撮り的に三人で撮り出したからまた私は離れていた。


写真を撮り終わり、切符を買うために券売機にゆっくり向かっていると


下の子が走りだした。少し焦りながら財布を取り出して自分の切符とお父さんの切符を買って(私と長女は定期)「はい、これ。」と渡した。


「えーーっ、こんなんまでしてくれるんか」

「切符の買い方わかるんか」

「そんな大人な財布使ってるんか」

「子供に買ってもらうなんて、、」


そうやって笑う顔はやっぱりなんとも言えない顔やった。だって、シルバニアやお人形で遊んでた頃が最後やもん。


その頃の写真↓いや、折り紙器用やけども🤣


帰りは反対側のホーム。

ホームに降りる時娘達と元旦那は最後は抱きしめあっていた。


反対側の電車が来て、扉に立ちながらこっちのホームから手を振る私達に、元旦那はたばこ1カートンを誇らしげにこちらに見せて手を振っていた。


どこに帰ってくねん!


そんなことも笑って思えた。

反対方向に帰る私達三人を見て手を振る元旦那の方がずっとずっと悲しい姿見やった。


俺の人生邪魔するなと言っていなくなった結末はほんまに悲しいもんや。そして苦しんだ私達は、優しい強さを手に入れたんよな。←自分でゆう。そして笑える日が来る。うちだけはずっとあけないと思っていたけど。

それが証明出来た。ほんまに証明出来た。


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