セカンドオピニオンにより、先への希望を見出し、一緒に治しましょうと言ってもらえたことで気持ちが上向きました。それは私自身の行動にも顕著に現れたように思います。一旦片をつけようとしていた仕事を戻ること前提に整理したり、終活の一部として家の中にしまい込んである自分の物の断捨離をしかけてましたが中断したり😅


まず、サテライト病院へ出向き、今度は初診のための紹介状依頼と初診予約手続きをしてもらわなければならない。病院にかかるのは患者だけれども、紹介だの手続きを病院どうしで行わなくてはならない面倒臭さを感じながらも善は急げな心境でした。セカンドオピニオンを受けた結果、診断と今後の治療提案に私自身が納得したので是非そちらへ紹介して下さいと頼みました。サテライト病院も大学病院ではあるのでそのプライドがあるのか語気荒く「そんな制度(紹介の仕方)は知らない」「3週間かかります」など言われましたが、そこは食い下がり、なんとかセカンドオピニオン病院の方針に則ったやり方で手続きを進めてもらった。


セカンドオピニオン時に高名な教授先生の枠で予約をとるように言われていましたが、高名なだけに数週間ほど待たなくてはならない状況だと連絡をもらい、すでに診断から1ヶ月になるので進行が怖いということもあり、セカンドオピニオン時に名前を聞いておいた看護師さんに電話をし、セカンドオピニオンで話をしてくれた助教授先生の枠でとれないか聞いてみたところ、翌週に一枠あるし、元々チーム医療しているし、私が遠方からの受診であり急ぎたい旨を汲んでいただき、翌週にいけることになった。


受け入れ側はこういう言い方が正しいかどうか分からないが積極的です。私がまだ50代前半であり、男性に多い膵臓癌ですが女性であること、いかにも体力がありそうなことなどから研究材料としては少しは価値を見出してくれていたのかもしれません。そういえばセカンドオピニオン時に地方国立大附属病院である当院を探し当ててくれてありがとう的なことも言われたっけ。

続く