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二子玉川と代々木でヴァイオリン教室を開いている井上です。

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久しぶりのブログ更新になるので、ヴァイオリンの扱い方の注意点から復習してみましょうね。


①弓の毛を指で触らない
②直射日光に当てない
③ケースを倒さない
④湿度と温度に気をつける
⑤ヴァイオリンのニスが塗られた部分を触らない
⑥エアコンの風が直接当たる場所に保管しない


弓の毛に指の脂分が付いてしまうと、松脂をつけても音が鳴らなくなります。弓の毛の材料は馬の尻尾なので、肉眼では見えませんが、摩擦を生じさせる細かい毛が沢山付いています。

初心者が弓の毛の張り具合を確認するのに、指で毛を押したくなるのはわかりますが、弓の毛に脂分が付着して音が鳴らなくなれば、楽器屋さんで毛替えをお願いすることになるので、弓の棒の部分と毛の幅で目視確認する習慣をつけてください。

ヴァイオリン本体にはニスが塗られていて、音質に影響するので、なるべくニスが塗られた部分をむやみに手で触らないように気をつけてください。直射日光に当たるとニスが泡状に変化してしまうので、車に乗せる場合や、日当たりの良いリビングに保管する場合には気をつけてください。

ヴァイオリンを倒すと衝撃で、駒や魂柱が倒れてしまうことがあります。ヴァイオリンの表板と裏板を支える魂柱が倒れてしまったら、楽器屋さんで直して頂くしかなくなるので、無駄な出費と労力を省くためにも、くれぐれもお気をつけください。

それからヴァイオリンは温度と湿度にものすごく敏感に反応するので、急激な温度変化を避け、湿度も50%前後にキープしてください。


それでは鈴木第1巻:むきゅうどう 【応用編】について、解説していきます。

今まではヴァイオリンの譜面だけを見てきたと思いますが、リズムやハーモニーの勉強も兼ねて、ヴァイオリンの譜面に挟まれているピアノの譜面の14ページをご覧ください。


右上矢印ピアノの右手のメロディは、ヴァイオリンと同じです。そしてピアノの左手はリズムと和声を担当しています。

趣味の生徒さんの体験レッスンで「譜面の読み方も勉強したい」とのご希望を、40〜50%の確率で頂くのですが、お仕事や家事や勉強との両立を考えると、なかなか練習時間を確保出来ない方がほとんどだと思います。

毎日1〜2時間の練習時間しか確保出来ない方は、まず鈴木メソッドの第1巻から曲を弾くことを中心に、新しい曲の指使いと弓使いを、音符を読みながら鉛筆で書いていくのをお勧めします。

時間に余裕があれば、ピアノの譜面の右手のメロディを歌いながら、手でピアノの左手のリズムを叩いてみてください。

右下矢印さらに余裕があれば、ヴァイオリンの譜面の25ページに載せられている【指の練習】にも挑戦してください。

まずは音の響きと左手の感覚を、意識しなくてもパッと瞬時に識別出来るように、曲を弾きながら記憶していくのが近道です。



「むきゅうどう」の予習編はこちらから


それでは6月も宜しくお願い致します。

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