第72日目-2010年9月26日(日)14:00~
今週は家に持ち帰って塗り重ねたニスの表面を磨いて凸凹をなくす作業を行います。
前回同様にニスの表面にサラダ油を塗り、700番台の紙やすりで磨いていきます。
「磨く」ということはニスを「削り取る」ということなので、一部分だけ削りすぎたりしないように注意しなくてはなりません。
まず、ヤスリを押さえるとき、指で押さえた部分だけに力がかかって、そこだけ削り過ぎないように、ヤスリを3重に折って厚みをもたせたうえで軽く押さえ、円を描くように動かして磨きます。
見た目でニスが極端に厚くなっている部分はやや強めに擦り、その他の部分は全体的にまんべんなくヤスリをかけていきます。
ヤスリをかけてはティッシュで油を拭き取って状況を確認します。
2時間くらいかけて丁寧に磨き、ほぼ均一になったところで作業完了。
黄色ニスは塗りはじめや、層が薄いうちは日光に当たると退色して塗った色が薄くなりますが、もう層が厚くなって退色が抑えられていたので、今度は赤色のニスを塗ることにします。
ただし、まだ赤色のニスは作っていなかったので、それをまず作ります。
ドラゴンブラッドにアルコールを入れて色素を抽出したものをオタマですくい、ライターで火をつけて焦がし、透明ニスの瓶に流し込んで色づけします。
この「焦がす」作業をするとより赤色の色合いが強まり、塗って時間が経っても退色しないようになるそうです。
ほぼアルコールに火をつけるわけなので、細心の注意を払い、少量づつ焦がしていきます。
さらに、透明ニスの色の変化をみながら10回程度焦がしたアルコールを流し込みます。
「もういい色だ」ということろで、できたての赤色ニスを実際に端材に塗って色合いを確認します。
ちょうどよい色だったので、黄色ニスを磨いた楽器に赤色ニスを塗っていきます。
一度塗っただけでは色の変化はほとんどわかりませんが、だんだんと赤くなっていくのが楽しみです。
ここでこの楽器の作業は一次保留にし、2台目の製作の続きをします。
まだ内型のブロック接着面の直角と平面が出せていなかったので金ヤスリを使って削っていきます。
何度やってもうまくいかず、2台目なのに手伝っていただきました。