第33日目-2009年8月16日(日)13:30~
前回の作業の続きで表板の平面だしから開始します。
カンナがけしては定規をあてて表板の上を滑らせ、隙間から漏れる光がないようにして平面に近づけていきます。
何度も何度も削っては確認を繰り返します。
ほぼ平面になったので、今度は実際に横板をあてて隙間を確認します。
隙間なくピッタリ重なればいいのですが、ところどころ微妙に開いていました。
さらに、ブロックの上から軽く叩いての確認を行います。
カタカタ音がした場合は隙間があるということで、まだ平面ではないということです。
数箇所から音が発生していたので、どの面をどの程度削って調整すればいいかを確認し、削る部分と削らなくてもいい部分を鉛筆で板に書き、再度カンナがけしては横板をあてます。
しかし、一向に隙間はなくなりません。
・・・と、ここで、横板の変面が出せていなかったことに気づきます。
表板がいくら平面になっていても、横板がガタガタしていたら隙間なく合うことはありません。
もしかしたら既に平面が出せていたのに、どんどん削っていた可能性があります。
すぐに表板の作業を中断し、横板をヤスリで削って修正し平面にします。
ついでに横板の高さがだいぶ残っていたので、完成の時点の高さ(上部ブロック3.0mm、下部ブロック3.1mm)まで削ります。
そして再度、表板平面だしをしますが、何度やってもうまくいきません。
最初は厚みがあって失敗しても大丈夫だった表板も失敗を繰り返すうちに薄くなり、このまま削ると危険なので糟谷さんに手伝っていただき何とか完成。
その後、表板を切ってバイオリンならでわの形に整える準備をします。
裏板を切ったときと同じ作業のはずが、微妙に手順を忘れていたので確認しながら作業を進めます。
表板に横板をあて、傷つかないようにあて木をしてクランプで固定します。
この外周を鉛筆でなぞって横板の形を書き写します。さらに、線が作業中に消えないように千枚通しで上からなぞります。
これは横板が接着されるラインですが、さらにこの外側に今度は表板をカットするためのラインも引きます。
これが終わったらクランプを外し、バンドソーで表板をカットします。
2本引いた線の外側ギリギリをカットすればあとはヤスリで整形するだけなので楽です。
でも、ギリギリをカットして、少しでもラインの内側にバンドソーの刃が入ってしまったら大きなダメージになります。
怖がりながら慎重にカットし、歪みが大きいながらも難なくカットできました。
まだ時間があったので表板のアーチ部分の粗どりの作業に入ります。
ここも裏板のときと同じように、粗どりの際に削り落とす部分と、残す部分をはっきりさせるために削る部分と削らない部分をわけるラインを引いてから作業をします。
表板のアーチを作る凸凹した面に中心線を引き、その4センチ離れた左右に線を引きます。この中央部分は最もアーチの起伏が激しい部分なので、現在は作業をしません。
さらに表板の厚さを調整するためにコビキで外周の厚さ●mm、プンタの部分の厚さ●mmのところにラインを引きます。
ここまで終わったら粗どりを開始します。
コビキで引いたラインから上部へ向かって丸ノミを入れて粗どりをしていきます。
表板は松で目が粗く削りやすいので、気持ちいいくらいにどんどん削れていきます。
大まかに全体が削り終わったところで本日の作業を終了。




