皆さまこんばんは

さて、本日は土曜日に受講いただいたもう1人の生徒さんのレッスンの様子を綴っていきたいと思います

今回は1時間を使ってヴァイオリンを弾くまでにしなければならない準備・そして弾いた後の片付けた、いわゆる「メンテナンス」についてご説明させていただきました

どうしてもメディアなどではヴァイオリニストが華麗に弾いている姿ばかりが取り上げられ、見過ごされがちですが、楽器の準備・後片付けの仕方などは知っておかなければならない知識が多いので弾くこととと同じくらい大事です

当教室の生徒さんにはレッスンの時間を使って皆さん随時お伝えしております

今回はそんな準備・片付けの仕方を簡単にご紹介します↓
まずは、写真のようにヴァイオリンを保管時に入れてある専用のケースから開けてだします(ケースにもいろいろな形・種類があるのでご興味がある方はぜひお近くの楽器店などに行ってみてください)
次にヴァイオリンを弾くときに右手で持つ弓の白い束の部分=毛を弓の下の部分にあるアジャスター=ネジを使って張ります(弓の毛は緩めた状態で保管します。大体毛と弓のスティック(茶色い木の部分)にスティック(木)がもう1本分入るくらいがちょうどよい張り具合です)
それから、弓の白い毛の部分に松の木の樹脂を精製してつくられた「松脂」といわれる備品を塗ります(弓の元と先は細かく・あとはまんべんなく2~3往復させます)
それからヴァイオリン本体の下の部分にこの前回のブログでもご説明したこの肩当てを取り付けます
最後に、楽器を構え、弓を持ち、実際に音を鳴らしながら写真にある「アジャスター」を使って音程を調節(いわゆるチューニング)をおこないます。正しい音程に合わせられているかどうかは、ピアノまたはチューナーといわれる備品を使うと便利です
弾く前におこなう準備としては大体このようなことです
そして弾き終わったあとは肩当てを外し、弓の毛を緩め、綿100%のなどの柔らかい生地の布を使って楽器本体や弓についた松脂やほこりを拭き取ります(コツはサッと乾拭きする感じです。また松脂の粉とほこりを拭く布は別のものを用意するとよいでしょう)
最後に楽器本体・弓・備品をヴァイオリンケースのなかの所定の位置に戻せば、後片付けは完了です
土曜日はこのようなメンテナンスについて知っておいていただきたい知識についてご説明させていただきました
それではまた更新しますね