皆様こんばんは
さて、本日は一昨日「山下ヴァイオリン教室」で行われた個人レッスンの様子について綴っていきたいと思います
課題曲の「ロング・ロング・アゴー」は表現の仕方にあと一歩というところがありましたので、次回までにもう一度取り組んでいただき、仕上げに入っていくことになりました
自由曲のタンゴは2段目まで音程・リズムのチェックをさせていただきましたので、次回1段目~2段目まであわせてもう一度聴かせていただく予定です
それでは一昨日のレッスンの内容はこちらです↓
「ボーイング」(2・4分音符と混合弓による)
本日はとても良く響く大きな音を出されていましたので、ぜひ引き続きその感覚をキープしていただきたいと思います
時折弓が後ろにいってしまうことがあるので、外側の曲線を描きながら弓を動かすこと、また座って弾くときでも足は肩幅くらいにひろげ、背中に1本棒が通っていると思って姿勢をよくして弾くことを再確認させていただきました
「ニ長調音階」(新しいヴァイオリン教本1巻No.29・30)
まずは音の高さを覚えていただくため、「シ→ド→ド♯→レ」を順番に弾いていただく課題を導入しました
全音→指をひろげる、半音→指をくっつけると基本的に覚えていきましょう
通常のニ長調音階では引き続き、外したときにすぐ音程をなおしていくよう、よく聴きながら練習していくことが大切です
「4の指のトレーニング」
こちらでは弾いているときの親指の位置を確認しましょう
基本的には第一関節あたりが指板に触れるよう、丸みを帯びた形になっているかチェックが必要です
また引き続き左肘を内側に入れる、少し自分の身体寄せるといったことにも気をつけていきましょう
「ロング・ロング・アゴー」(新しいヴァイオリン教本1巻No.43)
今回もピアノ合わせでしたが、次回はもう少し自分がどう弾きたいか?(どう歌いたいか?)を視野にに入れて練習していただくようお伝えしました
全体を通しもう少し音色が豊かになると良いかと思いますので、音程・リズムを意識しつつも弓を大きく使う・弦をよく振動させることを心掛けていきましょう
「タンゴ(ワルツ)」
こちらでも全音か半音か、指が開いているか・閉じているかを意識し、そのときの形を記憶していくことが大切です
この曲の性格はc-moll、いわゆるハ短調が基本で♭(音を半音低くする)が多用されていますが、逆に低くなり過ぎないようにも注意が必要です
「楽典」(「おとなのための楽典ワーク」)
今回は♯、♭、♮といったいわゆる臨時記号を半音上げる・下げるといったお話と関連付けてお伝えしていきました
半音上げる場合はヴァイオリンで言えば自分のほうに向かって指をずらす、半音下げる場合は自分とは反対に向かって指をずらすと覚えていくとシンプルになってくるかと思います
次回は「音の書き取り」にも再び取組む予定です
一昨日はこんな感じでした
それではまた更新しますね