皆様こんばんは
さて、3日連続の更新になりますが本日は今日「山下ヴァイオリン教室」で行われた2人1組ペアの方々のレッスンの様子を綴っていきたいと思います
課題曲の「子どもと子ぶた」、自由曲の「レット・イット・ゴー」ともに良い状態になってきたと思います

両作品とも質の高い完成を目指して、テクニックと表現の双方、大切に取り組んでいきますね
それでは本日のレッスン内容はこちらです↓
「ボーイング」(2・4・8分音符、弓の増減による)
今回も全体的にとても良好でした
アップボウのときに右手人差し指を気をつけること、弓の増減によるヴァージョンでは4分音符の全弓で弓が急に速くならないように、ということをお伝えしました
また本日はお二人とも右手手首を比較的柔らかく動かされていましたので、その状態が継続できるとよいかと思います
「イ長調音階」(2・4・8分音符、混合弓による)
元弓の返しの部分で音が途切れたりしないよう、目で弓と弦の接点をみていただき、耳でその部分の音を特によく聴くことをお伝えしました
また音程は「外した」と思ったらなるべく素早く自分が良いと思った方向に指を動かすことにチャレンジしていきましょう
「スラーの練習」(新しいヴァイオリン教本1巻No.51)
2つ・4つスラーの弓の配分・速度を引き続き安定されていましたので、その状態をキープしていただければと思います
4つスラーではもう少し音量を大きくすることを心がけていきましょう
「重音練習」(開放弦と音階による)
お二人とも今日の重音はとてもきれいな音を出されていました
次はぜひホールなど広い場所で弾いている自分をイメージし、開放弦、音階ともに「音を響かせる」ことを意識した練習に取り組んでいただくようお伝えしました
これはなかなか高度ですが、重音を弾く上で最も大切なことの1つですので、習得していただきたいと思います
「子どもと子ぶた」(新しいヴァイオリン教本No,56)
本日はピアノ合わせ3回目でしたが、お一人の方の曲に対する表現方法を取り上げて、レッスンさせていただきました
1~4段目までのおもに弓の弾く場所(サウンディングポイント)や弓の速度など表現するうえで必要なテクニックをディテールにこだわってお伝えしましたので、次回はお二人のそれぞれの表現方法を交互に弾いていきたいと思います
「レット・イット・ゴー」(映画「アナと雪の女王」より)
そして「レット・イット・ゴー」ですが、リズムがだいぶスムーズになってきましたので本日は少しテンポアップさせていただきました
タイトルにある通り、今回は弓の速度を意識して量を多めに使うことをお伝えしました
(この曲の特徴としては、どちらかというと弓の圧力より、弓の速度が大切な要素になってきます)また左手が細かい動きをする箇所では頭のなかでまず先に右と左の動きをイメージしてから少しゆっくりめのテンポで練習してみましょう
次回は「C」の確認と新たに「D」のパートに取り組んでいきたいと考えています
本日はこんな感じでした
それではまた更新しますね
