皆様こんばんは
さて、本日は「山下ヴァイオリン教室」今年最初のレッスンでした
前回のレッスンより少し間が空いてしまいましたが、レッスンの最後の方では音色や弓の動かし方などに上達されてきている様子が見て取れましたので、今年も去年以上に数多くの曲を弾く上でのテクニックや音楽的表現を身につけていっていただければと思います
それでは、本日のレッスンの様子はこちらです↓
「ボーイング」
まずはウォーミングアップとして右手の運弓動作から
今回は「座って弾くときも身体をまっすぐにし、良い姿勢で弾くこと」を気をつけていただいたのち、右の肩・肘が上がってこないようにすること、弓の速度・圧力に気を配りながら常に均一な音色を出すことなどをお伝えしました
「イ長調音階」
こちらでは左手の形を無理のない、ボールや卵を持っているときのような丸みを帯びた形をキープすることを気をつけましょう
音程はしっかり取れる場面が増えてきたので外してしまったときの修正能力を高めることを意識していきましょう
「イ長調音階によるスラーの練習」(新しいヴァイオリン教本1巻No.51)
こちらでは弓の配分が均等になるよう意識していきましょう
特にアップ・ボウで上から下に弓を戻すときに最初の音で弓をもう少し使うとよいでしょう またこのスラーの練習でも右の肩・肘が上がらないようにすること・弓の速度・圧力に注意しながら弾いていきましょう
「重音練習」(開放弦とイ長調音階による)
こちらは前回に比べ、状態は良くなってきましたが引き続き弓を2つの弦に当てたときの角度・高さをキープしながら弾くことを意識していきましょう
今回はA線・E線とそれぞれの線に分けて音階を重音で弾く練習方法もお伝えしましたので、苦手と思われる動きのある線で練習していただけるとよいかと思います
「雨だれ」(新しいヴァイオリン教本1巻No.55)
こちらはまず講師と一緒に二重奏で演奏したあと、お一人で弾いていただきました
お一人で弾かれたときは焦ってテンポが速くなってしまわれていましたので、そのテンポで弾くか弾く前に意識した上でしっかり心のなかで拍をカウントしながら弾くことをお伝えしました 重音の箇所では音程に対する修正能力は確実に上がってこられているので、開放弦・音階で練習しているときのことを思い出しながら引き続き感覚に慣れていきましょう
「G線上のアリア」(バッハ作曲)
こちらはだいぶ曲に流れがつくりだせてきたので、スラーでつながった2つの音でもう少し弓を使うこと・細かい音符が連続する箇所では自分が今何線の何番目の指の音を弾いていて、次は何線の何番目の音に移弦する・・・というように次にどのような動きをするかイメージしながら弾ける速さで練習していくことをお伝えしました
それができてきたらフレーズからフレーズへの受け渡しのときに弓を止めることなく動かしていくということを意識していければと思います
本日のレッスンはこんな感じでした
それではまた更新しますね