弓のお渡しと基礎練習♪ | 山下ヴァイオリン・ピアノ教室のレッスンブログ-大阪・本町のヴァイオリン教室-

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大阪・本町駅より徒歩5分の「山下ヴァイオリン・ピアノ教室」ヴァイオリン講師・山下悠介&ピアノ講師福山めぐみによるブログです。
生徒さんの日々のレッスンの様子、ヴァイオリンが上達するコツ、自身のコンサート情報などを配信していきます♪


皆様こんばんは



さて、久しぶりの3日連続の更新となりました



本日は昨日「山下バイオリン教室」で行われた生徒さんのレッスンについて綴っていきたいと思います



ご都合で30分遅れて来られたため、レッスン時間は少し短縮させていただきましたが、基礎練習中心の内容の濃いレッスンとなりました



まず、冒頭ではタイトル通り先日ご依頼いただいていた弓の毛替えが完了したので、そちらを先に生徒さんにお渡ししました



弓の毛替えを行った直後というのは、弓の毛は当然つるつるですので、弦に弓を乗せて弓を動かしても音は鳴りません



そこで、「松脂」と言われる松の木の樹脂から精製・加工した備品を弓の毛に塗ります



松脂を弓の毛に塗りつけることにより、弦と弓の毛に摩擦が生まれ、その振動が楽器本体に伝わって音が生まれます



先述した通り、弓の毛替えをした直後は松脂は全く付いていないので、弓の元や先などには小刻みに動かして丁寧に付け、それから弓を大きく動かして毛の全体に慣らしてください



少し圧力をかけて刷り込むように塗るのがポイント。毛が松脂で白くなる程度が目安です



備品やメンテナンスについても随時当ブログや「山下バイオリン教室」チャンネルで皆様にご紹介していきますので、皆様のご参考になれば幸いです



弓をお渡しし、上記のことを生徒さんに簡単にご説明したあと、レッスンを行いました↓



「ボーイング」

今回言及させていただいたのは主に右腕肘の位置
弓の元~真ん中にかけては弓と一緒の高さで肘も下がることをお伝えしました



「ニ長調音階」(新しいバイオリン教本1巻No,29)

左手をもっとリラックスさせて丸みを帯びた形、それでいて左手親指と人差し指の間がOのような型になるように意識することをお伝えしました



「ニ長調音階・全弓と半弓の混合練習」(新しいバイオリン教本1巻No.30)

こちらは右手の運弓動作とNo,29の左手の指を加えた応用編です
左手の音程・手の形・右手の運弓動作(ボーイング)主にこの2点に注意を分けた練習をしていただくよう、お伝えしました



次回からはこちらの生徒さんはバイオリンのテクニック・表現方法のレッスンに加え楽譜上の理論、いわゆる楽典のレッスンも約15分ほどメニューとして取り組んでいきます



(山下バイオリン教室では楽譜が全く読めない、という方でも希望があれば楽譜を読むために必要な基礎知識(=楽典)のレッスンも行っています。レッスン時間は各々の生徒さんのバイオリン・レッスンの中のメニューの1つとして確保致します)



昨日はこんな感じでした




それではまた更新しますね