一介の主婦がプロ演奏家のヴァイオリニストのレッスンを受ける初日………
何より神経使ったのは 自宅でのレッスンの為 家の片付けでした………
さらに 春休み明けのこの日 子どもがいる人はおわかりでしょうが 全く練習できていません
長い休みはほんと子どもの為に1日が終わります 仮に時間があっても練習できるとは限らない
子ども2人で遊んでいるから今のうちに練習練習…と思っても弾き始めると あ~そ~ん~で~
まぁ これは長い休みに限らず 毎日そんな感じなのですが そんな中がんばって練習してます
が レッスン初日という事で今日は朝から練習させていただきました
不思議とそんな母の意気込みがわかるのか なぜか2人で仲良く遊んでいてくれました ありがとね
そして ついに 初対面…
優しそうで穏やかな先生でした 小顔だし…
まず最初は娘のひとちんから
A線E線の開放弦とE線の1の指をご披露
やはり弓が斜めに流れるので この日はボーイングをメインに練習しました
「いってきま~す ただいま~」と言いながら弓を動かしていきます
ダウンの時 肩から肘までが後ろへ行ってしまうので 肩と肘を押さえてあげてくださいと言われました
(でも先生がやると大丈夫なのに 私がやるといやがるのよね~)
それにしても「ヴァイオリンはどうやって持つって教わった?」と聞かれたひとちんは しっかりと「足を開いて ヴァイオリンを上げて持つ」とか答えてました すごいわ
15分ほどしたら終了 ありがとうございました
次はわたくし
以前電話で今日の課題は スズキ教本2巻の「二人のてき弾兵」(前の先生から合格もらっている)と 次の「妖精の踊り」のテーマ にしましょうと決めていました
「では聴かせてください」チューニングが終わると早速言われました
当たり前なのに(聴いてる…聴いてる…)と思うとはりきりすぎて 前の先生に注意された事を全て忘れ
1曲通してマーチのように弾いてしまいました~
しまった~と思う間もなく 「では次の曲…」とあっさり言われました
「妖精の踊り」のテーマ これは1日弾きこんでばっちりのはず…がやはり本番(?)は実力の半分くらいしか出ないのね~ 自分でもまあまあですか~? くらいな感じでした
「ではてき弾兵から」
曲の雰囲気が変わるのを意識すること
最初のフレーズはまだ本調子じゃない感じ 2個目のフレーズは ん?何かおかしいぞ?な感じ
最後は力強く行進の感じ
2個目のフレーズに入る前(ラッラー)と 2個目のフレーズの4小節目(ファッファー)は 2こ同じではなく
ボールとかを落として跳ねる感じ
3個目のフレーズに入る前のritを意識して4分休符は長めに取って良し
最後から5小節前のダウンダウンは 前の2個のダウンダウンとは違い 2つともきっちり弾く
全体を通して4拍目は次の音につなげるようにできているので意識する
(ところどころにあるテヌートをしっかり)
強弱を気にする
たぶんこれだけだったと思います…
さらに「妖精の踊り」のテーマ
7.8小節目をひとつのフレーズとして弾く さらに1~8小節目をひとつのフレーズとして弾く
meno mossoは今までよりゆっくり弾く
最後の三連符をひとつのフレーズ さらに最後の10小節をひとつのフレーズで弾く
強弱(特にp)を気にする
かなり息子がぐずり出したので こっちはこれくらいでした
そしてそしてなんと!「弾きたい~」とぐずる息子にもちょびっと教えてくれました!
「おかあさ~ん(ダウン) おねえちゃ~ん(アップ)」と声を掛けながらボーイングをしてくれています
うれしそうなゆうくん…ありがとう 先生
最後に1度「妖精の踊り」を通して弾いてくれて レッスン終了
先生の演奏は それはもう感情豊かで美しかったです
優雅で広い感じがしました
ひとちんには教本をお願いされました
「幼児のための はじめてのバイオリン」 音楽之友社 です
私は今日の2曲をもう一度練習でした
帰る間際に「イメージで説明するのと 実際に指はこう弓はこうとか説明するの どちらがいいですか?両方を交えながらはやるつもりですが…」と聞かれました
「どちらでも言われた事をがんばるタイプです」とお答えさせていただきました
不思議と緊張はなく 楽しい1時間でした
実はヴァイオリン習わない!とレッスンの直前まで言い張っていたひとちんも やるよ!と
ころっと変更してました
2人でがんばろ~ね~