- ご訪問頂き、ありがとうございます!
- 親子でバイオリンに取り組むlargo家の様子を綴ったブログです。
こんばんは
ご訪問頂きありがとうございます。
気づけばもう4月
時の経つのが早すぎて、殆ど記憶喪失です
さてさて、題名にありましたとおり。
先日、4月7日の日曜日・・・
とあるホールの会議室をお借りしまして・・・
無事に、娘(今週から中学3年生)、
モーツァルトのバイオリンコンチェルト4番全楽章(カデンツァ付き)
録音が終了いたしました
いやはや、息子の時のドキドキ、ハラハラは何処へ・・・?
今回は2人目だからでしょうか。
・・・先生も、本人も、親も、
「まあ、行けるでしょう
なんとかなるでしょう」
という・・・この対応の雑さ・・・(主にかあちゃん)。
息子の時は、家族全員で家を出て、息子のコンディションをハラハラして見守り、おにぎりの差し入れは、とか、お茶は何が良いか、とか、スペアの弦はとか、もう散々胃がキリキリするほど気を遣ったのですが。
今回は、ラフな感じで、母ちゃんと娘ふたりで出発。
高速に乗って隣の市にあるホールまでひとっ走り
・・・え?父ちゃんとお兄ちゃんですか・・・?
・・・家でマッタリしていたようです・・・。
・・・録音は午前中だったんですけれども・・・
あっさり録音が終わって帰ってきたときも、
パジャマから着替えてないくらいの勢い。。。
**************************
すこし、この世界になじみがない方のために補足します。
鈴木メソードでは、教本に沿って学習を進めていく中で、決まった曲を録音して本部に送るという制度があるんですね。
バイオリン科の教本は1巻から10巻まで。
録音曲はこんな感じ。
前期初等科(1巻)ゴセックのガボット
初等科(3巻)バッハのブーレ
前期中等科(4巻)ヴィヴァルディバイオリン協奏曲イ短調1楽章
中等科(5巻)ヴィヴァルディバイオリン協奏曲ト短調1楽章
前期高等科(6巻)ラ・フォリア
高等科(7巻)バッハのバイオリンコンチェルト1番全楽章
そしてそして 卒業過程(9−10巻)モーツァルトのバイオリンコンチェルト5番または4番全楽章(カデンツァ付き)
モーツァルトのコンチェルトの特に4,5番は、バイオリン弾きなら絶対に通る道。
Kitaraの弦楽団のいつかの入団試験も、モツコン(モーツァルトのコンチェルト)4番5番だったはず。そのくらいに、定番中のド定番。
楽譜は取り立て難しくないけれども(カデンツァは別)、この界隈の人はみんな知っている上に弾き手の音楽性が露わになってしまう恐ろしい曲。
ピアノで行ったらどの辺りかな。
・・・と思って、調べてみたら、ピアノ科の高等科はバッハのイタリアンコンチェルト、卒業過程はモーツァルトのコンチェルト「戴冠式」とか。
ひええええ、バッハのイタリアンコンチェルトって、この間の全国ツアーで角野さんがコンサートで弾いてた曲だし、「戴冠式」だってこれからのコンサート演目だったはずだし、そう考えたら録音曲の高等科とか卒業過程ってプロが弾くレベルの曲だ
バイオリンに話を戻して、高等科のバッハのバイオリンコンチェルト1番だって、プロがわんさかCDを出している。技術だって高度なものを要求される曲だし(特に3楽章!)、これを子どもたちがサラッと弾くのって本当に凄い。
**************************
・・・とまあ、結構たいへんなイベントだったわけでございます。
どこかで、モーツァルトのコンチェルト全楽章を弾くのは、フルマラソンを走るのに匹敵するくらい精神力と体力が必要、って書いてあった気がするのですよ。
バイオリンをやっていたら分かります。
モツコン全楽章(カデンツァ付き)を、ノーミスで、ピアノの先生と息を合わせて弾いて録音するって、、、本当に大変な事。
主人は、「フルマラソンに匹敵するとか、言い過ぎ」
と鼻で笑ってましたけど。。
母ちゃんは、ちゃんと分かっているよ。
この1年間、左手の故障もあったけれど、フォームを一から直して練習を続けたこと。
1年前の発表会とは比べものにならないほど、のびのびと演奏できたこと。
カデンツァも重音の音程がバッチリだったこと。
娘、晴れて研究科Aに進出です。
おめでとう
そして、largo家、全員が「研究科」生になりました。
全員が、真の上級生です
さて、今後、順次お届けしようと思っている内容を、箇条書きしておきます。
・昨年の息子のモーツァルトの録音が、著名な方に聞いてもらえた件
・息子と数学とホワイトデーのこと
・角野隼人さんの全国ツアー「KYES」に母ちゃんは行かなかった件
・「パッサカリア」を聴きに行ったこと
・娘のコンプレックスと、Lineの件