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- 親子でバイオリンに取り組むlargo家の様子を綴ったブログです。
こんばんは
3月に入って、春めいてきましたね
皆様どのような週末をお過ごしですか
色々と思うところがあって、号泣してしまいました
嫌なことがあったとかじゃありません･･･
私を泣かせたのは、天才アーティスト藤井風さんのPVです
人生に信仰は必要なのか？
何ヶ月か前に、角野隼人さんのYou tubeの動画を見ていて、おそらくメンバーオンリーの動画だったはずなのですが、その中で彼が自身の信仰について述べていました。角野さん「僕は、特別な宗教を信じてはいないです。あえて言うならば、科学を信じています。」
リアルタイム配信で見ていたため、横のチャット欄には色々な意見が書き込まれたと思います。私の感想は、もう角野さんと同じ意見、ドンピシャです。私もあえて言うならば科学を信じている･･･角野さんと同じ理系だし（いや関係ない･･･）
このほかにも、角野さんが動画でつぶやくちょっとした事は、私も前からそれ思ってたーーーそして誰に話しても理解してもらえなかったけど、自分の子供に話題を振ったら、子どもたちも同じ事考えてたーーー
･･･という事もありまして･･･話がそれるのでまた別に記載しようと思います。
何年か前、私の英語の先生が言ってました（英語で）「largo 信じられるかい？ 世の中には地球温暖化と人間の活動が無関係だと思っている人や 地球温暖化なんて嘘だと思っている人も沢山いるんだよ、っていうかそっちの方が多いくらい。」えええーー
そうか、私はあえて言うならば、科学を信じているんだろうな、そんなの当たり前だと思っている私と、神が全てだと思っている人は全く違う世界を見ているのだろうな、その時そう思ったものでした。
先日、家族で「葬送のフリーレン」のアニメを見ました。武道僧である「クラフト」という男性のエルフが出てくる回です。子供目線で見ると、クラフトは「おっさん」と呼ばれていて、良い筋肉をしていてスクワットと気合いで寒さをしのごうとしていたり、凍えそうな若者を人肌（エルフ肌？）で暖めてくれるような、お茶目でいい人（エルフ）で、まあ、何というかギャグ的な人なのかな、と。
でもね、大人目線で見ると、色々違って見えてきちゃうんです。クラフトは１０００歳のフリーレンよりもずっとずっと年上なんですね。多分３０００歳くらい
フリーレンに対して「お嬢ちゃん」とか「若いな･･･」って言ってます。
そのクラフトは、「女神様」を厚く信仰しているのですね。対してフリーレンは無信仰。クラフトは言います、「俺も昔はそう（無信仰）だった」それは何を表すのか･･･長い間生きていると、辛いことや哀しいことがきっと沢山あって･･･それを乗り越えるには信仰が必要だったのかなぁ･･･なんて思いました。
そして、天国に行ったときに女神様に沢山褒めてもらうんだ、とクラフトは言うのです。そのために、厚い信仰心を持って、自分の良心に従って･･･気の遠くなるような長い長い人生を歩む心の杖にしているのかな、、と。
クラフトは、フリーレンに信仰心を押しつける様子はありません。「誰か褒めてくれる人はいるのか？」と心配するような様子。フリーレンはかつての仲間が、「それでは私が褒めてあげましょう」と言ってくれたことを思い出します。
クラフト「そうか。いい友人をもったな、フリーレン。大事にしろ」
フリーレン「いや、その人はもう…今は天国にいるよ」
クラフト「なら、いずれ会えるな」
フリーレン「そうだね」
褒めてくれる人がいるって、素敵ですよね。
大人になったら、本当に心から褒めてくれる人に出会うことは少ない気がします。
人生が終わるときに、女神様に褒めてもらう･･･嘘でも良いから、そう信じていたい･･･
そんな気持ちが分かるようになるくらい、自分は年を取ったんだなぁと。
･･･先日、何気なくYou tubeを開いたところ･･･
お勧めに出てきたのが、
米国でご活躍の内科専門医、安川康介先生の勉強方法を紹介した動画
･･･見ちゃいました、メチャクチャインスパイアされました。
私も、今からでもいいから勉強頑張ろう･･･って本気で思いました。
はい、これはまあ、信仰とかと関係ないのでちょっと置いておいて･･
いや、安川先生の動画を検索して、フムフム～
なんか息子が前に言ってたことと似てるような、、、息子もこの動画見てるのかな
･･･なんて思っていたら、
おや？藤井風さんが新曲を出されているご様子･･･
何の心の準備もなしに、
この動画を見てしまって･･･
アカン、これはアカンやつ･･･（良い意味で）
これは一体何
藤井風さんの天才っぷりはどんだけ
全ての人に、避けがたく･･･終わりの日は来る･･･
私は、私の残りの人生を、どんな風にしたいのかな？
そんなことを考えてしまいました。
明けてゆく空も暮れてゆく空も
僕らは超えてゆく
変わりゆくものは仕方がないねと
手を放す、軽くなる、満ちてゆく
しがらみや執着を手放して･･･
人生の最期の時を、満たしていくのかな･･･
愛される為に
愛すのは悲劇
カラカラな心にお恵みを
愛されることを期待して愛するのでは幸せにはなれない、貴方も私も。
愛することで、自分が満たされる･･･
晴れてゆく空も荒れてゆく空も
僕らは愛でてゆく
何もないけれど全て差し出すよ
手を放す、軽くなる、満ちてゆく
時に･･･子供の親への無償の愛に救われるのです。
何もないけれど全て差し出すよ･･･それは無償の愛ですよね。
そんなことを思いながら･･･
そういえば、子供が成長して苦難を乗り越えるときに心の支えにするのは
親と過ごした幼少期の幸せな記憶なのだ、と聞いたことがあるな･･･
私は子どもたちに幸せな記憶を沢山残してあげているのだろうか･･･？
と不安に思ったり･･･いや、きっと息子と娘は大丈夫･･･。
このプロモーションビデオ･･･
主人公は、母親との昔の幸せな記憶に救われたのでしょう･･･
最後は、天国の母親が迎えに来るのですね。
「見ていたよ、大変なときも、よく頑張ったね。お疲れ様･･･」
そんな声が聞こえるような気がします。
･･･なんだか、天国に行ったら女神様に褒めてもらうんだ･･･
というのと、似ている気がしちゃいました。
人生最期の時に、重要なのは、何なのでしょうか。
信仰なのかな
幸せな記憶なのかな
大切な人が･･･自分の最大の理解者が･･･
天国から迎えに来てくれて、褒めてくれたら嬉しいでしょうね。
そして最後の最後で、これは藤井風さんの信じるハイヤーセルフでしょうか。
そのハイヤーセルフ（理想の自分かな？）が自分のお墓を見て、
「かっこよかったじゃん、良い人生だったさ」
って言っているような気がします。藤井風さんらしくてサングラスをかけた清々しい表情も良いですね。
ちょっとした夢があります。
自分が、ずっとずっと年を取って。
２０年後かな？いや３０年後かな？
こんな家に住んでみたい、というのがあります。
近代建築の巨匠ル・コルビュジエが、両親の為に建てた家。
「レマン湖畔のちいさな家」
メッチャ憧れてます･･･いや、世界遺産
コンパクトな家で、
でももしも子どもたちが挫折して帰ってきても温かく迎え入れることが出来るスペースがあって。
コルビュジエのお母さんはピアノ教師だったそうで、この小さな家にはピアノも備え付けられているらしいのですが、私もピアノとバイオリンが弾ける部屋があるといいなーー
いやでも、もうちょいバリアフリーな家でもいいかも･･･
内装はもっと近代風で。
でも、コンパクトで、物は少なくて、スッキリしていて、みたいなのがいいなぁ。
なんだか、そんな妄想をするのも楽しかったりして。
しかし！
まだまだ、引退してちいさな家に住むまでには、いろいろと頑張らなくてはいけませんね
お稽古動画
というわけで（どういうわけ）
今日のお稽古動画、行ってみたいと思います
ブルッフのバイオリンコンチェルト1番、その3楽章です