最近
とても夢に出てくる
ジョリーという、
昔愛した男 笑



何時だかの夜は
"ごめん  ごめん 
Jasmineの気持ちとか優しさに
気がつけなくて すまなかった" 
と、ひたすら謝っていた

"もう いいってば
何とも思っていないから
楽しかった 幸せだった
そう伝えたかっただけ
本当にありがとう"

夢の中でさえ、
自分が良い女を演じてて
とんだ茶番だ 
だるかった朝を覚えてる


夢ならば 例え夢でも
夢だからこそ
もう夢は見たくない



とある日の朝方
"やっぱり好きだわ
もう一度あの頃みたいに
一緒に過ごしたい
今更遅いかもしれないけど"
強く抱きしめられた
声を出して泣いてたのは
夢ではなく本当だった
いつも腕枕をして
抱きしめてくれるのは夫だ


"どうした?大丈夫か?"
夫は優しい
悲しい夢を見たって
誤魔化してまた寝た




"連絡しないって事は
もう俺の事好きじゃないんだね!"
って罵られて飛び起きた日もある



とある日の夜は
ジョリーの車の助手席にいた
以前のように 慣れ親しんだ光景
ジャスミン茶を片手に持って
ジャスミンはジョリーを見つめてる
(もはや 絶対あり得ないけど)



愛車の隣に
ジョリーと同じSUVが停まれば
未だに心がざわつく
つい運転席を確認する



お互いの窓を開けて
遠巻きに会話や投げキスをしたり
ブレーキランプとルームランプで
ラブランゲージをしたり
その頃の絶妙な距離感が
付かず離れず 良かったんだな




昨日の夜は
凄い大雪の中で会った
"今日はもう帰るかな〜"
って笑っていた
(ここからが何時も長かったけど)

帰るかって言われるたびに
あ〜 お互いに帰る家があるんだ
夫であり妻なんだ
現実 厳しいなって
こんな事 続けてられないなって




リアルタイムでは もう
顔、声、匂い
どれもこれも
虚しいほどに思い出せない


思い出さないように
自分の中で上書きした
目まぐるしい日常
ただ目の前にある事を
ひたすら直向きにこなした




夢の中に出てくるジョリーは
声も顔も鮮明なままだ
忘れられていないのかと
悔しくてたまらない
あんな男とは言わない
あの男の事なんて忘れた
これが模範解答かなって



誰にでも優しくして
頭の回転が早くて 少しズルくて
ダサいとこも隠さなかった
等身大の自分を上手く見せられる
売り込み方をよくわかっている

特別、男前な訳じゃない
背も小さい方だし
手足もゴツゴツしてる
まり●っこりだし
お腹はぽっちゃりだった
某アメリカ映画のクマに似てる



好きな韓流アイドルには
似ても似つかないのにな
むしろ真逆なのにな
こんなに惹かれてしまった
不思議だなあ



去年の8月
"連絡は今日で最後にしよう"
そう決まった時


本当に最後だと
恋や愛は儚く脆いものだと
痛感して痛かったな
人生史上、
最も最高で最低な恋愛で
最大規模の失恋だったなあ


お互いにやると決めた事は
何が何でも貫き通す
覆る事はないに極めて等しい


約束通り 連絡は来ない
勿論 自分からもしない
交われば 顔を見れば
情が出てしまうのだから
こんな不憫な終わり方で
逆に良かったのだろうな


終わらせ方もわからず
突き放す事もできず
お互いの腹を探り合う日々
嫌いになってしまう前に
断ち切る事により
罪悪感や憎しみもなく
寄り添ってくれる事が
"美しい思い出"で
在り続けられるのならば
それで良かったと思える


ジョリーにとって
自分と過ごした多くの時間が
ああ そんな時もあったな
懐かしいなって
微かに過ぎるくらいで
あってほしい ただそう思うだけ



後付けの恋愛は
所詮オプションであって
人生の主軸ではない
外そうと思えば
いつだって外せる
本来は気楽で気軽なもの
お互いに外せば
なかった事になるもの


なのに
こんなにしんどくて
重くて辛いものになったのは
お互いの気持ちと情が
一瞬でも強く入ってしまったから


これから先の人生で
交わる事はもうあり得ない
なぜなら そうせざる得ないから
心を鬼にした日の事は
未だに鮮明に覚えている


良い意味でも 悪い意味でも
お互いを知りすぎた
味わいすぎた 
その果てに何もなかった
愛情を一瞬で使い果たした
あとは枯れていくだけ



枯れても
どうか色褪せませんように。。