フランスから個人輸入した、スミレ関連の食材。

 

一番使い勝手がよさそうなスミレのシロップ

Sirop concentre saveur violette 10.5ユーロでした。

濃い紫色で甘く、香り・色がつけられます。

 

メレンゲに入れて焼成すれば綺麗なお菓子ができそう。

生クリームに入れればスミレのロールケーキとか、淡い紫色のムースなんかもできそう。

日本でスミレ味のケーキってほとんど見かけないですが、こういう原料ほとんどないしな。

モナンシロップで「パイオレット」がありますけど、あれはドリンクやゼリー位ならよさそうですけど、濃度的に菓子として幅広く使えるのはこれのようなシロップが必要ですかね。

 

かなり色も味・香りもガッツリ出ます、これ。

 

ためしに作ってみたのはコチラ。

琥珀糖!

なんか咀嚼音動画がはやってて、琥珀糖をシャリシャリボリボリ貪り食っていて、作るのも密かに流行っているぽかったので作ってみました。

材料は寒天と砂糖と水あめ、水。それに上記のスミレシロップを加えて煮詰めます。容器に入れて固まったら適当な形に切り崩して固め、乾燥させて完成。徐々に表面が「しゃってきて」(※結晶化)、1週間位で完成するみたいなんですけど、何回か作ったらその時の味(どうやら酸味(ペーハー)によって固まり方やしゃり方が変わってきそうでした。

味付けしない(クエン酸とか足さない)で着色だけすれば固まり方は多分安定しそうです。

 

これは翌日からシャリ始め4日位にはいい感じに仕上がりました。

 

ちなみに、琥珀糖って本来は干錦玉とかいうお菓子で、琥珀糖とはウコンとかで着色して琥珀色にした干錦玉のことをさすとか。

でも今はどんな色でも琥珀糖という名称の方が一般的になっているみたいですね。

 

缶に入れてみる。

 

実は3色あります。

スミレのほかにも作ってみました。

ムサラキがスミレ。

赤はラズベリー+ローズ。

白はシャンパンです。

 

白は酸味がつよかったからか全然しゃらなくて、10日くらいしてようやく完成。

赤は普通にしゃりましたが、時間が経ってもスミレほど表皮(結晶部分)が厚くならないので、味の違いだけでなく、食感も異なりまして、とても面白いかも。

(実は薄い黄緑色のミントも作りましたがこちらはなぜかしゃらずに失敗…)

 

脱線しましたが、このスミレシロップ、色・味・香り共に強いので琥珀糖にしてもその存在感はばっちりでした。

 

まだまだ使い勝手ありそう、時間ができたらスミレのケーキもつくってみたいなぁ。