2019年1月に埼玉県警と福岡県警が埼玉をアジトとしていた詐欺師たちを

数人逮捕していました。先日、彼らは再逮捕されていましたね。

これは別件なのか、途中で繋がっているのか不明ですが

広島県警も国際ロマンス詐欺の容疑でナイジェリア人とフィリピン人を逮捕しました。

いずれも組織犯罪対策課が動いています。

 

東京在住のナイジェリア人とフィリピン人が広島県在住の被害者をだまして

国内のどこかに着金させたのだと思います。

大元の米軍人役はナイジェリア在かもしれませんし、フィリピン在かもしれません。

複数の日本人女性から1000万円以上の入金があったとなっていますので

ちょっとずつでも相当な数の人を騙していたと思われます。

 

被害に会われた方は、送金先が日本国内の場合、日本の警察が動けますので

ぜひ被害届を出されることをお勧めします。

いまのご時世なら警察も取り合ってくれるでしょう。

 

以下、消えないうちに転載しときます。

 

 

■<毎日新聞 2019/02/04>より転載

米軍人を装い、現金をだまし取ったとして、広島県警組織犯罪対策課などは4日、ナイジェリア人のイノセント・オビ・エブカ容疑者(35)と、フィリピン人のニシノ・チャリニィ・アラバ容疑者(41)=いずれも東京都=を詐欺容疑で逮捕した。恋愛感情を利用して女性から現金をだまし取る「国際ロマンス詐欺」と呼ばれる手口とみられる。

 

 2人の逮捕容疑はソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で知り合った広島県の会社役員の50代女性に「ダイヤモンドを国際輸送する。税関を通過するために金が必要」などとメールを送り、昨年8~9月、計645万円を口座に振り込ませてだまし取ったなどとしている。

 県警によると、女性とやりとりしていた人物は中東に駐留する米軍人と名乗り、砂漠で活動する写真を示しながら、不幸な生い立ちを伝えて女性の信用を得ていた。現金には40%の利息をつけると約束していたという。

 口座には他にも複数の日本人女性から1000万円以上の入金があり、県警は海外の犯罪組織が関与しているとみて調べている。