先月行った町田国際版画美術館で開催されていた「挿絵本の世界・きれい、カワイイ、怖い」での記事です
6月6日で「挿絵本の世界展」は終了していますが良かったらご覧下さい。(●´ω`●)ゞ
左奥に見えるのが町田市立国際版画美術館です
美術館の裏は森になっているんですよ

George Barbier
「キレイな部屋」に展示してあったジョルジュ・バルビエの版画

George Barbier(ジョルジュ・バルビエ)1882~1932(仏)
20世紀を代表するイラストレーターの1人。ファッション紙で連載を描いていたこともあり、当時の華やかな最先端のモードが
華やかに描かれています。
George Barbier
「可愛い部屋」「キレイな部屋」も見応えのある作品がいっぱいでしたが私が一番感動したのが「怖い部屋」でした。。。(笑)
その中でも特に感動したのがGustave Doré(ギュスターブ・ドレ)の版画です。
Paul Gustave Doré(ポール・ギュスターヴ・ドレ)1832~1888(仏)
版画、挿絵が主に有名な画家
ドレの版画は「長靴をはいた猫」などで知っていましたが、実際作品を観るとその技術の素晴らしさ、作品から滲み出る静かな迫力に圧倒され魅入ってしまいました。
Paul Gustave Doré
シャルル・ペロー原作「長靴をはいた猫」より
(今回はこの版画は展示されていませんでした。)
Gustave Doré ダンテ『地獄編』1865年
本当に版画から光が見えるんです。。。。( Clickすると拡大画面になります。)作品の緻密さ、迫力にも圧倒されますがこんなにも光と影の描写が版画から
伝わってくるなんて。。。
彫ると云う作業は、地味で根気のいる作業だと思います。
ドレの後に非常~~~に恐れ多いのですが、球体関節人形も彫刻刀で彫るという作業をします。
今は彫らずに手軽に作れるものもありますが、私の場合は毎回石粉粘土でいちから型を
作ってからあとは細かく手直しで、ひたすら、彫る、彫る、彫る。。。。
(笑)ただ人形の場合は「あ!!彫りすぎちゃった



」と思っても、後から粘土を足して修復できるので(笑)失敗は恐くないのですが、版画の場合はそうはいかないでしょうから、
その集中力と根気、そしてこれだけの精密さにただ、ただ、ひたすら敬服の思いです。
Gustave Doré
こちらのサイトでも色々なドレの作品がご覧になれます。
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Gustave Doré
Gustave Doré
怖い部屋は他にもHarry Clarke(ハリー・クラーク)、Oskar Kokoschka(オスカー・ココシュカ)、Marc Chagall(マルク・シャガール)Odilon Redon(オディロン・ルドン)など、もう素晴らしい作品がいっぱいありじっくり観たかったのですが、閉館の5時になりどんどん部屋の扉が閉められて行き最後はまるでコマの早送りのように猛スピードで観ました。(笑)
Odilon Redon
大好きなルドン。。。。
閉館時間になってしまい、一瞬観ただけでした

でもこの作品が観られると思わなかったので嬉しかったです
でも未練。。。。
Harry Clarke
原作エドガー・アラン・ポー『怪奇小説集』より
ハリー・クラークのこのポーの挿絵、たぶん「落とし穴と振り子」の挿絵と
思われますが、ビアズリーを思わせるような細密な画で怖い絵ですが、1つ
1つの線が凄く美ししかったです

この絵を観るとまたポーの小説、読みたくなりました

常設展の案内。何か、可愛らしいです

おまけ









