こんにちは😃
キャリアコンサルタントの桜花です。
ナレーターでもあり、会社員でもあります。
先日、人事部長からメールが届きました。
最近、社内でハラスメント相談がどのくらいあったかとのこと。
私は少ないですね、と答えました。
そして、潜在的なハラスメントがあるにもかかわらず、相談に来てもらえないのは、問題ですね、とも付け加えました。まだまだ敷居が高いようで、反省していますと。
ところが返信はこうでした。
「少ないと言うことは、良いことですね。本当はゼロがいいんでしょうけど」。
この考えは危険です。
確かに、全くハラスメントがなくて、みんなが楽しく働いている中、相談がゼロならいいです。
明らかに離職率が上がり、無記名アンケートをすれば、色々と上司にされたことが書かれてあるこの状態で相談がゼロというのは、どうせ何もしてくれないと会社が信頼されていないのです。
みんな、報復や人事での低評価、または、仲間割れで仕事がしづらくなる事を恐れています。
そうはさせない、と伝えても、中々簡単に信用してくれません。
案外、普段は仲良くしている人が、要所要所で性的な話をされたり、酔っ払うとツッコミという体で叩かれたり、みんなの前で「弄られ」たりと、これはハラスメントなのかどうか判断がつかず、長い時間我慢しているケースは、多いです。
そんなことでも、相談してくれたら一緒に対策を考えます、と言っているけど、なかなか信じてもらえません。
ハラスメントがなくなるためには、一度、めちゃめちゃ相談数が増加する過程を経なくてはいけないんです。
とりあえず、目の前の相談数がゼロなら、(ハラスメントが実際にあると分かっていても)何もなくてよかったねー、上への報告が楽だー、と思っている企業に、明日は来ないかも知れません。。。
寒くなってきました。そろそろヒートテック?
自分もブラッシュアップしとかなくては!