久しぶりの読書感想文。
知人が面白いからと読んで、と置いていった
「鉄の骨」。
本は、あんまり人からおススメされるのが好きじゃないというのもあって、なかなかその気になれない。(漫画や映画のオススメは大歓迎)
なんだかあれだな、「こんな良いご縁はないのよ」ってお見合いを勧められて「イヤよ!自分のパートナーは自分で選ぶわっ」とか言ってる青くさい女!、、、ってね
ともかく、小骨が引っかかったような気になりながら、なんとなく別の本を読んだりしてたけど、流石にそろそろ返さねば、と、重い腰を上げて読んでみた。
読んでみると、流石は池井戸潤作品。
確かに面白い。
何故談合というものが起きるのか、とか、マネーロンダリングの仕組みなどが、「なるほどねー」と理解できる。新聞や解説本を読んでも、頭に残らないけど、ストーリーがあるとすんなり身体に入っていくなあ。って、それは私の理解力の問題かな?
そして悪い事に、これを読むと「あれ?談合ってひょっとして必要なんじゃない?」と思ってしまう私がひょっこりはーん。
イヤイヤ、よくはない。良くはないのだが、やっぱりこういう入札方法そのものに無理があるんじゃない?
何より予定価格って、どうやって決めてるの?
その金額が適正だとどうして言えるのよ??
あ、一生懸命頭を捻っていらっしゃる公務員の皆様を批判している訳ではありません。
制度を批判したい気持ちになったのです。
ってか、それを利用して私腹を肥やす政治家が一番悪い!!今の日本にそのような政治家がいないことを切に願う。
最後の最後に「敵を欺くにはまず味方から」みたいな展開もあり、ハラハラドキドキでした。
あー、でもやっぱりなんかどす黒いものが心に残ったので、なんか、こう、ふわふわした本が読みたいなー。
そんでまた、重ための本を読むっと。
これぞ塩っぱいもの→甘いもの→塩っぱいもの→甘いものの、永遠ループだっ。