高尾リトリート | Hi-μ ヒミューのブログ

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その絵の中の


真実は


何か。


3日間の高尾リトリートから戻りました。


一日目は助走。


シドさんも言っていたように、オーケストラのチューニングのような時間でした。








2日目。


予感はしていたけど、


選択の余地なしに


シェアするタイミングが来たことを


直感に知らされる。





怖い、


恥ずかしい、


怖い,怖い,怖い、


なんでこんな恥ずかしいことを


ひと様に、しかも尊敬するひとたちに


話さなければならないんだ、、


いいんだよ、べつに話さなくて、


気づかないフリをしてしまえばいい、


いや、今しかない、今話さなければ


一歩もまえに進めないんだよ、おまえは、



わたしの中で せめぎ合う声。



(いつもこうなんだよ、これはドラマ!さあ!勇気を出して、真実をみにいけ!)







深呼吸して、腹を決めた。


オーケー、いいじゃないか。


今さら 失うものがあるわけじゃない


もともと 何も持ってやしないんだ、


いっちょみぐるみはがされて、


ズタボロになってこい。、

(結果はいつも逆なのを知っている)







シドさん、友恵さん、をはじめ


10年以上まえから


仲間にはいつも めいわくをかけている。


ほんとうに、申し訳ない


そして なんと美しい 人々なのだろう。



ひどく身勝手で 自意識過剰なわたしを、


その、奥の、奥の、


まるで魂を見てくれているように


ときには放っておいてくれるし、


こちらが求めれば


全力で受け入れてくれる。







人に認めてもらいたい


他人が羨ましい


権威に反感があり、同時に弱い


ミーハーだし、ブレブレだし、


すぐに褒めてもらいたくて


作品を描こうとしてしまう自分が


ほんとうに嫌だし、


でも そんな自分を辞めるわけにもいかない


人は鏡であり、


ほんとうに汚いのは


自分だったと。


リトリートから離れていた期間は


人に言えない荷物を


抱え続けた数年だったことを


嗚咽しながら、


シェアした。








通訳をしながら 


友恵さんもいっしょにホールドしてくださった。


わかる、すごく良くわかるよ。


アーティストであるがゆえの苦しみ


ハートをオープンにして


行動した結果が 望むカタチではなかったとき


深く、深く、傷つくし


ほんとうに 身近によくわかると


ただ、ただ、聞いてくださった。



こんな恥ずかしい、愚かなわたしのドラマを


"美しいストーリーをありがとう"と言ってくださった。



ほんとうに この数年の孤独から


救われた気がした。





もう描かなくても 別にいいんじゃないか?と


ふと頭をよぎる事がある。


よぎる、


でも描いている。





描くことは


常に鏡と向き合うことだから


あまりに苦しくて


のたうちまわる事もよくある。


決して


楽しいだけの 行為ではない。




シドさんは言っていた。




描くことは ヒーリングでもあるよね。


傷ついたヒーラーは


ひとを癒すことができる






なにか落ち込む事があっても


描いてください。


誰にもみられなかったとしても、


誰も好きだと言ってくれなくても、


あなたたちの描いた作品は


世界に火を灯す。


「真実」を描けばいい。


今回の、


そして このリトリートでいつも


シドさんとみんなから


いただく 言葉です。







わたしは


描き続けます




感謝

Hi-μヒミュー2023




Unica