みなさまご無沙汰しております
りりーです
時々X上で目にする
「革命を起こす」
「魅力を発信する」
など
このワードを見てもやっとする人多いんじゃないでしょうか?
でも的確にその理由を説明できない人もおおいんじゃないかーっておもったので
本日はそこらへんを詳しく言語化してみようと思います
1つめ
まず、現状介護事業者や介護業界内部の人間がしなきゃいけないことって何なんだろう
ここから入ってみましょうか
介護のお仕事してる人なら知ってると思いますが
介護のお仕事は単価が上がりません
介護保険で報酬が決まっているため売り上げの上限が設定されてます
保険外サービスなどで売り上げを伸ばすことも可能ではありますが限度があります
では、この前提条件の中でどうやって事業運営をしていくのが良いでしょうか
手っ取り早く金銭面を考えるなら
「支出を減らす」
これが最短ルートの1つです
・物価が上がっていて支出が増えているじゃないか
・コロナ流行以降では空室に入居者が入ってくるまでの時間がかかってるじゃないか
など、支出が増えている事実があります
ただ、皆様の職場では結構な数の職員が仲介業者を介して入職していませんか?
この一点に絞った話になりますが
紹介予定派遣を使用すると入職する職員の想定年収の30~35%を紹介料として支払います
ざっくり100万くらいだと思っておいて良いです
この100万円、どこから出ているでしょうか?
これ、事業収入から出ているんですよね
皆さんが働いて稼いだお金の一部が採用費として使用されている
これしっかり覚えておいた方が良いです
採用後1か月程たつと払い戻しがむずかしくなりますので、すぐ職員が辞めちゃうと丸損になります
今現在事業所目線で見たときに最も不要な支出であるとりりーは思っています
ここを解消するために必要なのは
1 離職率を下げる
2 紹介業者、派遣を使わない
になります
ですが、求職活動で派遣とか紹介業者使ったことがある人ならわかると思いますが
求職者目線で考えるとこれ、めっちゃ楽です
さらにもうちょっと深いところをお話しすると
紹介業者かませたほうが入職後の扱いが良い
なんてこともあるみたいです
知人経由で入職した職員が採用費かかってないからなのか雑に扱われる
こんなこともあるみたいです
ただこれは採用された側の職員少数からの聞き取りなので感覚的なものになります
これらを踏まえて支出を抑えるためにすること、できることを考えてみると職場の経営状態が変わってくるかもしれないですね
事業所によって離職の原因が変わってきますのでここら辺を一括りにして
「こうしたら解消できます」
なんてことは言えないんですが
少なくとも採用に紹介業者使ってる事業所さんなら
・ 紹介業者を使いながら職員が流動的すぎる状態で自転車操業しているのであれば、いっそ一時的に事業縮小するのも良い
職員確保の目途が立たないのですから
事業自体を縮小して職員が来た時に離職しない環境を先に整備してしまう
こういう判断ができる事業者は先見の明があるとおもってます
それとともに人事に関わる人間を現場に配置することで本質的な問題が明確になることもあります
現場が忙しいから現場に入れ!ではなく
現場の本当の問題点はなんなのか
職員が離職する理由はなんなのか
ここら辺を徹底的に考えることが事業の改善につながると思います
職員の人柄を見定めなきゃならないシーンも出てくると思います
そんな人は一度
京都大学大学院工学研究科教授の藤井聡さんが展開している
認知的焦点化理論を見てください
職員が個々に持っていなきゃいけない視点だと思います
2つめ
革命を起こすなら何をしなきゃいけないか
ですね
まずやらなきゃいけないことは
介護保険を改定する立場になるか
介護保険に頼り切った業界構造を変える
これができないと革命無理です
そのために何をするか
出馬ですよね
政治に絡まないと無理なんです
介護保険をぶっ壊す勢いで出馬しないと無理なんですよ
個人的にはこういうキャッチフレーズで出馬した人は全力で応援したいなって思いますが
出馬するための費用考えたり先々の事を考えると現実的には事業経営してる人じゃないとできないんじゃないかって思います
こういう仕組みにもうなっているっていうことを考えたうえでそれでも行動できる人がいたら
その時は何かかわるかもしれませんね
微力ながら一票を投じることしかできませんが、応援したく思っています
介護業界に革命を起こすならしっかりとした革命の道筋を立ててからじゃないとできませんし
魅力を発信するなら魅力を作るところから行わないといけませんよね
本日はここまで
みんなまたねぃ
りりー