楽しい宴が終わると彼とマイクと3人で近所のパブに出かけた
間接照明のフロアの奥まったテーブル席につく
ギネスビール3つで乾杯するとマイクが興味深そうに聞いてきた
「で、二人の事を聞いてもいいかい?」
「何でもどーぞ」
と私達の経緯を話すユーさんを優しい目で見守るマイク
ユーさんに実のお兄さんはいないけどマイクは本当のお兄さんみたい
「今の時代、こんなに遠い異国の田舎町だってお前の活躍してる情報は入るんだ」
って言われてちょっと照れてる彼
そして私に向かって、
「こいつはちょっと不器用なところがあるけど何に対しても一生懸命で手を抜くことを知らないんだ」
うんうん、よーく知ってるよ
「時々周りが見えなくなる時があるからそんな時はそばいて軌道修正してあげてね」
「修正なんてそんな、とんでもないです
彼の一生懸命さを見ていると私も頑張らなきゃっていつも力をもらってばかりです」
興奮気味に訂正したら
マイクにフフっと笑われた
「素敵な女性だろ?
ほんとに支えてもらっているんだよ」
肩に回された彼の腕が温かくて優しくて、、
「お前には勿体ないなぁ」
なんてからかわれて
「ぴったりだよ~」
ってムキになってる
なかなか会えなくても
信頼し合った友人との貴重な時間を楽しんでいる彼を見て
私も幸せな気持ちを分けてもらっていた
いい感じに酔っ払った3人で歌いながら帰る
部屋に入る前にマイクが
「何しようと自由だけど俺達家族を起こさないようにしてくれよな」
とニヤニヤしながら言うから
酔っ払いながらも顔がカーッと熱くなる
ドアを閉めると
「よーし思いっきり音たてちゃう?」
これまた酔っ払った彼が言うから
「だめよー!子どもだっているんだから起こしたら大変」
「スミレちゃんさえ声出さなきゃ大丈夫」
と口を塞がれた
「手、手がビールクサイっ」
モゴモゴ言ってたら
「手を洗ってくるね」
と彼がちょっと離したすきに
かなり酔っぱらっていたのと時差ぼけであっという間に私は爆睡してしまった
ヤバイっまだ1日目だ!5日間もつのか、、あ、海外は移動時間があるからねw 飽きられない程度にしますね
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