みなさん

こんにちは❤️

 

 

今日も

私と息子の

成長記録。

 

 

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【前回のあらすじ】

⇩ストーリーはこちら⇩

息子からのプレゼント 前編

 

 

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息子の手術をきっかけに

6才の頃の記憶と

向き合えた私。

 

これまで20年以上も

胸の奥底に隠していた

とても大きな感情の記憶。

 

世代を超えて

時を超えて

ようやく手放した過去。

 

そして迎えた

息子の手術当日。

 

 

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ついに

手術の朝がやってきた。

 

 

いつもは眩しい朝陽が

窓から差し込むのに

今朝の空は

私の不安を映し出すかのように

どんより曇り空。

 

 

重たい身体を起こし、

身支度を済ませ

病院へ向かった。

 

 

受付を無事に済ませ

問診がはじまる。

 

 

なんと

 

今思えば

ここ辺りから

宇宙の采配が組み込まれ始めた。

 

 

「今朝、息子さんは何か飲みましたか?」

 

「はい、母乳を飲みました。」

 

「え、何時に!?」

 

「だいたい6:30ぐらい....」

 

「え、手術前はお水以外飲んではいけません。

昨日の朝、あなたの電話に伝言を残したんだけど。

残念ですが、手術の時間を10:30に遅らせます。」

 

 

 

こう告げられたのが

朝7:00。

 

 

そんな...

朝5時に起きて用意して

急いで病院に来たのに。

 

 

届いた案内の手紙には

どこにもそんなこと書かれていなかったし

昨日も誰からも電話はかかってきていない。

 

 

あと3時間半も

待たなくてはいけない。

 

 

ああ、

何て日だ。

 

 

 

 

自分たちの番を待つ間

待合室にいた

息子と同じぐらいの年の子たちが

次々と奥の部屋へと

進んでいく。

 

 

その後ろ姿を見ながら

密かに胸の鼓動が

少しずつ速くなるのを感じた。

 

 

 

そして9:30

奥の部屋へと案内され、

説明を受けた。

 

 

なんと

ここの病院では

麻酔のガスを吸わせるところまで

親が1人付き添えるらしい。

 

 

旦那と話し合い、

私が付き添うことに。

 

 

しかし、

私たちよりも前に

手術室へと子供を送り出して

部屋に戻ってくるお母さんはみんな

 

 

目に涙を浮かべて

帰ってくる。

 

 

麻酔をするのって

そんなに過酷なの?

どんな風に麻酔するの?

そんなに辛いの?

 

 

私の不安は

最高潮に達した。

 

 

 

 

 

そして10:30

 

 

ドクターに呼ばれ、

私もエプロンに着替え

何も知らない息子を抱えて

手術室へと向かう。

 

 

さすがに

この緊張した空気を感じ

息子も泣き出す。

 

 

そしてベッドに座らせると

ドクターが麻酔ガスのマスクを

息子の顔に押し当てる。

 

 

泣きじゃくる息子の顔を見ると

6才の私を思い出す。

 

 

ああ、

どうか。

 

どうか

麻酔がすぐに効いてくれますように。

怖い思いをして欲しくない。

 

 

そう願いながら

息子の両手を握りしめ

必死に名前を呼んだ。

 

 

そして

彼の目が暗くなり

深い眠りへ。

 

 

その顔を見ていると

一気に溢れた涙で視界がぼやけ、

言葉では言い表せない

複雑な気持ちになった。

 

 

ごめんね。

 

 

私自身も震えながら

彼のおでこにキスをして

神様に願った。



一雫の涙が

彼のおでこの上に落ちた。

 

 

どうか、

すべてが最善に進みますように。

 

 

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そして

旦那と待合室へと移動すると

一人のお母さんがいた。

 

 

涙を拭う私を見て



「麻酔をする姿を見るのは辛いよね。

でも大丈夫よ、慣れるから。」

 

 

彼女は私たちの前に

息子さんを送り出した人。

 

 

そして彼女も

涙を浮かべて

戻ってきた人。

 

 

彼女も辛かったんだ。

 

 

でも今

私を励ましてくれている。

 

 

何て有難いんだろう。

 

 

そして

彼女と話していると

 

彼女の息子さんも

私の息子と同じ症状で

以前手術を受けたことがある、と。

 

 

どうだった?と聞くと、

「大丈夫、

そんなに心配することない。

うちの息子、手術の翌日に

トランポリンでジャンプして

遊んでたぐらい!」

 

そう聞いて

少し安心した。

 

 

彼女との会話は

すごく元気が出た。

 

 

何も知らされずに

母乳を飲ませて

手術開始時刻を遅らせたのは

ありがたかった。

 

 

お陰で彼女と出会い、

体験談を聞いて

不安が和らいだ。

 

 

彼女と出会うために

手術の時間を遅らせたのかな?

 

 

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ここまで読んでいただき

ありがとうございます❤️

 

 

続きは次回

 

 




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愛と感謝を込めて