◆想望三國志 第弐計 曹操 声:中井和哉
曹操様・・・サディスティックです。
ドS・・と言う表現より
サディスティックとクラシックに言う方が似合う感じです。
這いつくばって、食べろ・・とか
焼印を・・彼女の胸元に押す・・とか
酷さが群を抜いています。
焼印を押すシーンは、酷いですが
CDでは詳しく表現していません。
彼女は、気が強く
両親を愚弄する曹操をひっぱたくと言う
恐れを知らぬ行動もする。
曹操にもあえて苦言を言う
読み書きが出来、占いも出来る。
その才で、曹操を助ける事も出来た。
貴族達が曹操に取り入る為、自分の娘を差し出すと言う。
そんな事は面倒だ、
「奴隷、俺の愛妾のふりをしろ。」
彼女を横に侍らす曹操。
それでも娘を・・と言う貴族達に
彼女の胸に押された焼印を見せる。
「こいつは焼印をされても俺を受け入れた、実に貴重な女なのだ、貴様らの娘にこの俺の気性を受けられると思うものがいれば名乗り出るが良いっ!」
こんな場面でも、曹操に言われた通り、平然と胸元を露わにする彼女・・
かなり肝が据わっている。
ラスト間際、立場が逆転するシーンがあります。
そこはスッキリしますっ。
寝ている彼女の頭を、なでる曹操。
寝ている間しか、優しさを見せない。
名前で呼ぶ事はなく、奴隷、としか呼ばない。
その理由とはー
ストーリーは、大河ドラマを見ているような
奥行がある内容でした。
BGMも好みですっ。
中井さんも
こんな酷いヤツは、初めて!!
と、言ってましたが
結局は役柄と折り合いを付けたと言ってました。
さすがねっ!!
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