*箱詰めCD 3 お狐様と一緒に箱詰め
これって、こんなに泣ける内容だったの
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祭りの夜、肝試しをしてるうちに、キツネを祀る祠に入ってしまった女の子。
そこには、金色の髪の着物を着た男が居た。
少し話をしよう・・
キツネの神様と女の子は一時、一緒に過ごす。
携帯を見ては
「その板っ切れは何だい?」
「どうして指で、あちこち、叩くんだい?」
ネイルを見ては
「お前の爪は随分ツルツルしているね。」
なんでも珍しいお狐様♪
・・昔、人間の女の子と恋仲になった話は、切ない。
駆け落ちしようと約束したけど、その娘は来なかった。
異形の自分よりも育ててくれた親を見捨てられなかったその娘を
責める事もしない神様。
「追掛けなかったの。」
「・・追い掛けてなんになる。私もわかっていたんだよ。私と人は違う生き物なのだから。・・人は人ではないものを怖がる、避けようとする。それは当然の事なのだから。」
着崩れた浴衣を直してあげたり、傷を口付けで直したり・・これは山崎さんと同じだわ・・^^;
花火の明かりで、女の子の顔がはっきり分かる。
「もしかしら、もう一度会えるかもしれない。・・だがおそらく今夜一晩限りの事になるだろう。縁があるとは言ったけれど、縁にも色んな形がある。"一生を共にする縁"出会いと別れを繰り返す縁"・・それから"一度きりの縁"・・」
日常に戻れば、今夜の事は忘れてしまうだろう・・
諦めたような・・達観したような・・淡々と語る。
「夢になんて、しないからっ!!」
祠を出る時、女の子はお狐様に叫ぶ。
目を細め、女の子を見送る神様。
何年か後-
時は冬・・雪が積もった・・。
「こんな日にお参りとは珍しい。」
ん・・この鈴の音・・どこかで聞いたような・・「お狐様!お狐様!」
そこには、約束を守ったあの時の女の子が、大人の女性としてやってきた。
「本当に・・夢にはしなかったんだね。」
めでたし♪めでたし♪
森川さん、大げさな演技はせず、喜び方も静かで、女の子を抱き留める場面とかも
エロさはなかったです。
神様ですもんね♪
シナリオも綺麗にまとまっていて、静かに流れるようでした。
神様って孤独だなぁって感じました。
終了したあとの巻末フリートークは、若干お疲れ気味な森川さんです。
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