いま、ここーお部屋のバルコニーから暮れゆく空を眺めるひとり時間
その前
もう少し前
午後は、
プールサイドで読書
夫が朝早くに取ってくれたこんな場所で。
ガンジーの孫、アルンがお爺さんであるマハトマ・ガンジーとのエピソードを書いていて、
生温いもわっとした空気感の中読んでいると、遥か昔、学生時代にインドで過ごした日々、というか、肌に感じる空気感が蘇り、タイムトリップしたような不思議な感覚に。
息子がどんな話だったの?というから、印象に残るシーンを伝えると、もちろん、そこには著者のおじいさんであるマハトマ•ガンジーとの回顧録があり、そのさまざまな重要な出来事を息子が知っていたことにびっくり。
インド系インターに通っているから、スクールで学んでいるんだなとわかりましたが、韓国人と結婚し、フランス系グローバル企業で働きながら(今しばらくブレイク中ですが)、息子を通じて未だにインドと繋がっているのは何だか思考、思想的な普遍性の追求に心地良いのかも。
著者アルン•ガンジーは、ディーパック•チョプラとのシーンで親友と書いていて、インド系アメリカ人の2人、その活動を考えるとなるほどと、ちょっとチョプラのメディテーションアプリや書籍に慣れ親しむ私は、嬉しくなったのでした。
自己啓発的な本を読みながら、自己を振り返る沖縄時間ー
特に機内で読んだ本も、チョプラの本も、ガンジーの行動エピソードからも、
- 他人、自分を批判をしない
- 他人、自分を裁かない
- そして、肩書きや社会的立場やモノで他人、自分の価値を評価しない、誇示しない
- 他人の自分への評価で自分の価値を決めない
なかなかこれは難しく、身近なところだと、夫を心の中で批判している自分に気がつくし(何でその服の組み合わせ?から、駐車場の停める位置くらいのしょうもないレベルまで)、口に出さないよう、批判的な言葉を伝えないようにして、心の中でも変えられない起きたことに執着しないで、ポジティブなことに意識を集中するように自己研磨な沖縄時間でした。
反抗期で屁理屈たっぷりな息子にもイライラ。
だけど、感情は自分が作り出すもの。幸せな気分を選んで、どうしようもない時は物理的に離れてみたり、そんなことでかなり一日の終わりの気分が変わるしー
自己批判、確かに自分に対しても、◯◯だから良くない、みたいなネガティブな評価をしては自分で落ち込んだり、嫌気がさしたり、そんなメンタル状態だと、やっぱり他人の批判に偏るし(やっぱり自分は正しいとか頑張っている、認められるべきだみたいなエゴが)、家族を含めた他人にイライラするんだなと。
自分がこうあるべき、あって欲しいと思う水準とかけ離れていたら、ストレスを感じるとか。
アルンの本で印象的なことは、マハトマガンジーの子供たちの中でもどうしようもない問題児もいたことと、それに対してガンジーは、同じように育てても問題児になるのは本人の問題だと考えていたこと。
改めて、他人に期待をしない、自分が変えられないことに執着せず、自分に集中し、条件なしの自尊心を持つ。
最後はアート脳。
めちゃくちゃ面白く、旅に選んだ3冊の最後に読むに相応しい点が線に繋がった感が。
読み終える前に
富士山に出迎えてもらい、東京に。
息子が買った観賞用パイナップル
沖縄旅備忘録は、また明日に。